「炎上覚悟で言いますが」は英語で何て言う? 日常で使ってみたい英語の「枕詞」一覧が話題 「とりま」「ところでさ」あなたは訳せる?
日常の英会話で役立つ枕詞がSNS上で大きな注目を集めている。
「難しい英文法とかじゃなくて、実際はこういうのが役立つんよな」とその一覧を紹介したのはオーストラリア在住で英語学習アカウント「こあらの学校」校長のこあたんさん(@KoalaEnglish180)。
「とりま、」=「For now,」、「ところでさ、」=「By the way,」、「ってことは…」=「That means…」、「炎上覚悟で言いますが、」=「I’m ready to be flamed…」
たしかにこういった言い回しのボキャブラリーのあるなしで、日常会話のスムーズさは大きく違ってきそうだ。
こあたんさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「"I'm ready to be flamed"はさっそく使ってみようと思います」
「Moreover って日常会話でも使うんですね。理系の論文では、「さらに次のことがいえる」といったニュアンスで使われます。堅苦しい表現かと思いきや、日常会話でも出てくるとはびっくりです。」
「素晴らしいなあ 本にしてもらいたいくらい 喋る時に必要になるけど習うことが少ないフレーズ」
など数々の感謝の声、驚きの声が寄せられている。
■投稿者さんに聞いた
こあたんさんに話を聞いた。
ーーどういった経緯で英語の枕詞を習得しましたか?
こあたん:「枕詞」としては教わっていないかもしれませんが、フレーズ自体はどれも学校教科書に載っているものだと思います。ネイティブの方とお話する中で、それらのフレーズを上手に使うことで会話がスムーズになることが分かり、学生時代に習ったフレーズを復習しました。
ーー「炎上覚悟で」の言い回しに驚きました。英語圏でも「炎上」は頻繁に使われる言葉なのでしょうか?
こあたん:最後のフレーズは冗談半分なので、英語圏ではそこまで頻繁に使われるものではないと思います!(笑)。
ーー投稿の反響への感想を。
こあたん:どれも学校で習う基本的なフレーズなので、しっかりと英会話で使うことを意識して勉強することが大事なのだと思いました。
◇ ◇
こあたんさんは11月13日、今回紹介した枕詞のような、ネイティブ英語話者が実際に使っているフレーズをまとめた図鑑「カンタンなのになぜか伝わる こあら式英語のフレーズ図鑑」をKADOKAWAから出版予定。ご興味ある方はぜひ手に取っていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)