俳優、タレントなどマルチに活躍する磯山さやかさんが、6年ぶりとなる写真集『and more』を出版。都内で行われた記念会見では、「写真集を出版して頂けるのがとても光栄」と万感の面持ちで喜びを語りました。

10月23日に40歳になった磯山さん。会場の記者からは、なぜこのタイミングで写真集を出すことになったのか質問が飛びました。

「タイミングが全て重なったのが今だったという感じです。デビュー20周年の2021年に出せたらいいなと思っていたのに、ちょうどコロナ禍で…。国内の近場で撮るという案もあったのですが、それは自分の中で納得がいかないというか、妥協したくなかったんです。それに、みんなでガヤガヤしながら撮ってみたくて。それを待っていたら、30代最後というタイミングになりました」と振り返りました。

撮影は今年8月、グラビアの聖地といわれているグアムで敢行。青い海、白い砂浜、ペンション、リゾートホテルなどで弾けるビキニ姿や、魅力全開のランジェリー姿、大胆ショットと、伝説のマシュマロボディの健在ぶりを満喫できます。

今回の撮影では「美しく魅せるテクニックを持ったスタッフさんが集まってくださった」と磯山さん。「年齢的なもので、体の見え方が前よりも違ってきたりするところもありましたが、微妙な角度でカバーしてもらうなど、相談しながら撮影していきました。それが楽しかったです」と、“チーム磯山”の勝利を感じさせるようなコメントも飛び出していました。

ちなみにお気に入りは、白いビキニ姿でこぼれんばかりのバストを持ち上げ、弾けるような笑顔を浮かべているカットだそう。

写真集のための「体作り」は、ほとんどやっていなかったといいます。とはいえ、もちろん「体のことは、毎日何かしら気をつけてはいるんです」。体型が変わったりすると、ファンから「ちょっと太ったんじゃ？」「ちょっと痩せすぎなんじゃ？」といった声が届くといい、「そんな皆さんのお陰で、なんとなく磯山らしさをキープできている面もあります」と明かしました。

「あまりこう、締まりすぎてるというか、そういう磯山を期待しているファンの方は少ないんです。なので、ありのままで。ご飯もモリモリ食べていました」と自然体で撮影を迎えたそうで、「自分でも納得している、心地いい、リアルな体をお届けできたかと思います」と手応えをにじませていました。

撮り下ろされた写真については、「やっぱり全体的に丸みが残っているのがすごく嬉しいなって思っています」とアピール。さらに「ありがたいことに、胸が大きくなったりもしていて。いまだにどんどん成長しているんです（笑）」と明かした磯山さんに、報道陣からは「何カップ？」との声も飛びましたが、「それは内緒にしておきます」と、煙に巻きました。

40代、50代の展望を聞かれた磯山さんは「グラビアって楽しくやるものなので、まだわからないです」と笑顔。「とか言いつつ、今度は40代最初の写真集をしれっと出してるかもしれないですし。野球界の山本昌さんみたいになっていくこともあり得るのか…、それは分からないです。声がかかったら考えます」と、グラビア続行に迷いがあることを率直に打ち明けていました。

『磯山さやか写真集「and more」』（松田　忠雄，磯山　さやか）-講談社BOOK倶楽部

『【デジタル限定】磯山さやか写真集アナザーバージョン「and you」』（松田　忠雄，磯山　さやか）-講談社BOOK倶楽部

◆磯山さやか（いそやま・さやか）

1983年10月23日生まれ。茨城県出身。2000年にデビュー。グラビアで人気に火が付き、“いそっち”の愛称で親しまれる。バラエティやラジオで活躍するいっぽう、数々のドラマや映画に出演。プロ野球をはじめとするスポーツ番組のMCも務めるなど、マルチに才能を発揮している。