大学生の約3人に1人が「一気飲みを強要された経験がある」…未だ大学生の一気飲みは無くならず
飲み会などで場を盛り上げる手段の一つとして行われる「一気飲み」は、最悪の場合、急性アルコール中毒で死亡することもあります。株式会社RECCOO(東京都渋⾕区)が運営するZ世代に特化したリサーチサービス『サークルアップ』が、「一気飲み」に関する調査をしたところ、大学生の約3人に1人が「一気飲みを強要された経験がある」と回答したそうです。
調査は同サービスに登録する全国の20歳以上の大学2年~4年生200人を対象として、2023年10月にインターネットで実施されました。
調査によると、全体の33.5%が「一気飲みを強要された経験がある」と回答しました。また、「一気飲みを強要された具体的なシーン」としては、「サークルの打ち上げ」「サークルの合宿」「サークルの新歓コンパ」「成人式の同窓会」などが多く挙げられていました。
なお、「一気飲みに利用されるお酒」において「チューハイ」(39票)が最多となったことについて同サービスは、「種類の多さなど、手軽手に入りやすいことが理由の一つではないだろうか」と推察しています。次いで、「テキーラ」(34票)、「ハイボール」「ウイスキー」(いずれも25票)と続いています。
また、39%の大学生が、「一気飲みに限らず、飲酒を強要された経験がある」と答えており、未だに大学生間での飲酒の強要は存在していることがうかがえました。