手書きでなんて書けない…年賀状宛名書きが89万回再生 「分かりやすい」「超絶美しい」「こんなお年賀状をいただいたら幸せ」
最近、紙に文字を書いていますか?
「分かりやすくて美しい~!何回も見ちゃいます」
「字が綺麗で羨ましいです!自分の名前でさえ、バランスが難しいです」
「こんなに美しい文字が書けたなら、印刷ではなく手書きで年賀状を書きまくりたい!」
インスタグラムで字をきれいに書くポイントを公開しているゆめふでさん(@yumefude_penji)。その投稿に、13万人のフォロワーさんから「次はこの字を教えてください!」というラブコールが鳴り止みません!
昨年末、インスタグラムに投稿した「年賀状の宛名の書き方」動画は、なんと再生回数89万回!年賀状を出す機会が減っている上、宛名書きは印刷で済ませてしまう人が多いこのご時世に、この数字は驚異的で、「惚れ惚れ~」「分かりやすくて美しい」「LINEなどが普及してますが、やはり手書きは良いですよね」「こんな文字でいただいたら嬉しい!」と話題になりました。
■難しいから教えて!の声が多い文字ベスト3
「『美しく読みやすい文字』をコンセプトに、文字を見ること、書くことで、心を癒やし整えていけるようになれば……と思って活動しています」と話すゆめふでさん。
ーーどの文字も美しくて惚れ惚れしてしまいます!「ゆめふで」というお名前の由来は?
「『筆耕』という賞状書士の習い事をしていたことから日常で筆を持つことが多く、自身の名前である夢唯から『夢』と『筆』を合わせて『ゆめふで』と名づけました。インスタグラムへの投稿をはじめたのは、自分自身の練習経過や記録を残すためです」
ーー年賀状の宛名書きはいつもネットプリントで済ませていましたが、ゆめふでさんの動画を見ていると「今年は手書きにしようかな!」という気分になります。
「はがきの宛名書きは『どこに文字を書くか』『どのラインに文字をそろえるのか』というバランスが重要で。例えば、相手の名前は郵便番号欄の一番左とその隣の四角枠の間がセンターになるように大きく書く、様は小さくなりがちですが意識して大きめに。自分の住所は切手スペースの右側のラインにそろえる……など。バランスがとれていれば、それだけでも美しく見えます!」
ーー「字をきれいに書くポイント」の投稿は、いつもとても反響がありますね! 数多ある文字の中でも、コツを教えてほしいというリクエストが多い字はありますか?
「あります!やはり、みなさん難しいと思うところは同じでいらっしゃるようで。リクエストベスト3を紹介しますね」
第3位「女」
「画数が少なくアラが目立ちやすいことと、規則性がなく曲線が含まれていているので、みなさんバランスの取り方が難しいようです。きれいに見せるには、一画目の下部分にカーブをつけるのがポイントですね」
第2位「必」
「書き順を間違えて覚えている方が多く、こちらもバランスが難しいと思います。点と線の隙間を等間隔にそろえるのがきれいに書くコツです」
第1位「母」
「女と同様、曲線が含まれていてバランスが難しいところがあります。カーブをつけるところですが、あんまりつけすぎると変になっちゃうので、かるーくカーブをつけようかな?くらいがちょうど良いかと」
「これらの文字を書いていると、私自身も『コツがいるな~』と感じることが多いですね!」
■デジタルが主流の時代、だからこそ輝く手書きの書
インスタグラムには「ひらがな」と「カタカナ」一覧表が投稿されているので、保存してお手本にして練習するというのもいいですね!
子どもにもわかりやすくワンポイントを教えてくださるなど、その丁寧さもフォロワーさんが多い理由なのかもしれません。
デジタルが主流の時代だからこそ、サッと直筆で書いた文字が美しいとグッと好印象になりますよね!そろそろ年賀状シーズン到来する今こそ、ペン字をはじめてみませんか!?
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・かわた まい)