「良いご縁がある時はとんとん拍子」見つけた瞬間、お迎えを決断…やってきた猫は人間大好き、1歳の息子の“親友”に

ロロちゃん(3歳10カ月・オス)は、神奈川県在住のKさんと暮らしている。Kさんは幼少期より様々な動物と暮らしてきて、いつか動物と一緒に暮らしたいと思っていた。ロロちゃんを迎え入れた当時はコロナ禍で在宅勤務の日も多く、お世話に時間がかけられるので、飼い始めるなら今だと思ったという。

Kさんは、2020年8月に譲渡サイトでロロちゃんを見つけた。すぐに問い合わせをして、わずか数日後の2020年8月29日にはロロちゃんを家族に迎えた。理由は分からないが、前の飼い主は一刻も早く引き取れる人を希望していたそうだ。

ロロちゃんを迎える前に、Kさんは譲渡会や猫カフェにも足を運んだ。しかし、ロロちゃんを見つけた瞬間、直接会う前にお迎えすることを決めた。

「後から考えると、もっといろんな質問をしたり対面したりしてから検討するのが一般的だったのかなと思います。ただ、私の人生において、良いご縁がある時はとんとん拍子に話が進むことが多いのです。猫を飼うことは今後の人生を左右する決断ですが、ロロとの出会いはきっと良いご縁だと思い、流れに身を任せました」

初めて会った印象は、思っていたより大きいなぁ、黒目が大きくまんまるだなぁと思ったそうだ。

ロロちゃんは当時生後10カ月だったが、体重が5.4キロと大柄だったのだ。

■幼い息子と共に健やかに成長してほしい

初めて家に迎えた日、ロロちゃんは最初はソファーの下に隠れていたが、時間が経つにつれて慣れてきて、3日後にはKさんの膝の上で甘えるようになった。

ロロちゃんという名前は前の飼い主から引き継いだもので、その由来は分からない。

ロロちゃんは、家族には非常に人懐っこく、特に撫でられることや家族のそばで過ごすことが大好きだ。1歳の息子さんとも仲良く遊んでくれる。

「息子はロロが大好きですが、まだ幼く力加減がわかりません。ロロを追いかけ回したり、尻尾をつかんだり、乗っかってみたりして、ロロにニャー!と怒られることもしばしばあります。でも、ロロはひっかいたりはしません。追いかけられても走って逃げずに、触れられないところまで歩いては立ち止まり、を繰り返しながら様子を見守ってくれています」

Kさんは、ロロちゃんと一緒にいると穏やかな気持ちで過ごせるようになったという。家族の会話は息子さんとロロのちゃんことばかり。

「特に息子にとって、ロロは大きな影響を与えてくれていると思います。これからもロロとの生活を通じて優しさ等を学びながら、ロロも息子も楽しく幸せな生活を送ってくれることを祈っています。」

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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