【リスみたい】庭のクルミが大豊作→7歳児がせっせと拾い集めてロースト→ドイツパンが焼けたよ!
ドイツに住む7歳の女の子が焼き上げた立派なパンに2.9万いいねがつき、「癒される」とX(旧Twitter)で注目が集まっています。
投稿したのは、ドイツ在住の中原(@sv__n)さん。娘さんが焼きあげたずっしりとしたくるみ入りのドイツパンは、中原さん曰く「あんなうまい物食べたことないってくらい美味しかった」と素晴らしい出来だったようです。
娘さんは毎日くるみを拾っては乾かし、割ってローストして…と、多くの工程がありながらも丹精込めて作業。中原さんは娘さんのそんな姿から「リスのよう」と絵本の世界を連想し、コメント欄でも「絵本の世界だ」「癒された…」「かわいくて泣けてくる」「クルミを拾うところから始まるのが良い」といったコメントが相次いでいます。
■普段から手作りの品を振る舞うことも
中原さんの家では庭にくるみの木があり、秋に毎日落ちる実をせっせと拾い集めては、大量に消費する方法を考えているのだといいます。
くるみパンを焼くというのは、7歳の娘さんから出た案。ドイツでは多くのスーパーで手軽にパンが焼けるミックス粉のようなものを取り扱っており、それほど現地の人々にとってパンは身近な存在のようです。今回もそのミックス粉を使用して作ったそうで、「娘はそれをベースにカラス麦粉など家にあった粉も混ぜて作っていました。出来上がったパンは典型的などっしりとしたドイツパンです!」と中原さんは語ります。
ドイツでは伝統的な行事で園児たちがパンを焼くことがあり、娘さんはその経験もあってか、焼きあがったパンの出来は大人顔負けのクオリティでした。ミックス粉を使っても失敗することはあるそうで、中原さんはわが子ながらその出来栄えに感心。娘さんたちは日頃からおにぎりを握ったり、自ら摘んだハーブでお茶を淹れてくれたりと家族に手作りの品を振る舞うこともよくあり、今回のパンも家族でおいしくいただきました。
そんな微笑ましい家庭のワンシーンは大きく拡散され、「せっせせっせと胡桃を拾って乾かし、材料分を全て1人で割ったりしているのを見て、ああ凄いなぁと思った気持ちをツイートしたら大きな反響があって驚いています」と中原さん。
日本に住む友人からも「食べたい!」というコメントがあったそうで、それを娘さんに伝えたところ大喜び。「次、日本行ったら焼いてあげるよ!」と頼もしい一言を聞かせてくれたといいます。
(まいどなニュース・門倉 早希)