「好きなものばかり詰めたら茶色弁当に」「早起きの方がつらい」 お弁当作りの悩みは深い
毎日の「お弁当作り」において、みなさんはどのようなことに悩んでいるのでしょうか。アウトドアメディア『TACKLE NOTE』を運営する株式会社ベストアクティ(宮城県仙台市)が、全国の10代~60代の男女100人(男性22人/女性78人)に聞いたところ、最も多かった回答は「メニューがワンパターン」だったそうです。
調査は2023年10月にインターネットで実施されました。そのほかの結果と回答者からのコメントは以下の通りです。
▽お弁当作りで悩んでいることランキング
【1位:メニューがワンパターン(47人)】
▽子供の好きなものを中心に入れておくと、いつも何パターンかある中での組み合わせとなってしまう(40代女性)
▽時短で作れるものとなるとあまりバリエーションが思い付かず毎日食べると飽きてしまう(20代女性)
▽夏などは衛生面の事を考えると、手作りのものが何時間大丈夫なのか等考えてしまうので冷凍食品に頼りがち(30代女性)
▽費用を少なめにしてレシピを考えるので、いつも同じ中身になりがちでレパートリーが少ない(20代女性)
【2位:見た目・彩り(12人)】
▽好きなものばかりを詰めると茶色ばかりになってしまい、彩りが悪く美味しく見えない(40代女性)
▽トマトやブロッコリーなど色どりに使えそうな野菜は高く、うまく彩りを作ることができない(40代女性)
▽似たようなものしか入れることができないのと、センスがないのであまりおいしそうに見えない(30代女性)
▽見た目よく彩りを足したいと考えているが、生野菜を取り入れるのは食中毒等が恐ろしく、最終的には茶色のお弁当になってしまう(30代男性)
【3位:メニューを考えること(11人)】
▽毎日バタバタ忙しいので、メニューを考えるのが本当に億劫(40代女性)
▽保育園で食べるため、みんなに見られても恥ずかしくないように考えるのが大変(20代女性)
▽野菜を入れたいが調理したものを使用すると汁が出てしまい、汁漏れが気になるので、メニューを考えるのが大変(30代女性)
▽偏食が多い息子は何かしら野菜を含んでいれば食べないので、便利な冷凍食品もあまり頼れません(40代女性)
【4位:早起きがつらい(9人)】
▽仕事自体が朝とても早いため、弁当を作るのが朝とても早く、冬は特につらい(40代女性)
▽主人の朝出る時間が早いので、それに合わせてこちらはもっと早く起きてお弁当を作らないといけないのが辛い(30代女性)
▽メニューはレシピサイトからいくらでも調べることができるが、早起きだけはどうしても慣れない(40代男性)
【5位:食中毒など衛生面(8人)】
▽老舗のお弁当屋さんでさえ食中毒を起こしているので、どういうふうにしたらいいのか気になる(40代女性)
▽普段平気だからとつい油断してしまいがちですが、調べてみると衛生的には避けたほうがよいやり方だったということもあるので(40代女性)
▽見た目では判断しにくいし、調べ出すと細かな注意点などがどんどん出てきてキリがなく、毎回どこまで衛生面に注意すれば良いか心配になる(40代女性)
【6位:手際よく作れない(4人)】
▽元々料理を手際よく作れないのですが、お弁当はひときわ時間がかかってしまいます(20代女性)
▽料理歴浅いが故に段取り悪く手際が悪い、無駄が多い。速く手際よくなるには慣れだと思って、実戦あるのみと信じ取り組んでいる(40代男性)
▽何を作れば良いのか、ボリュームや栄養などを考えると素早く作れず、苦しんでいる(40代男性)
【7位:詰め方(3人)】
▽詰め方にセンスがなく、ださいのが悩み(30代女性)
▽沢山詰めたいのにいつも上手く詰められなくて、どうしたらもっと上手く詰められるのかと悩んでいる(30代女性)
【同率7位:栄養バランス(3人)】
▽一週間で献立を決めているが、結局自分の好きなものしか作らず栄養が偏っている(40代男性)
▽作る時間がなく、基本的に冷凍食品を詰めるだけになってしまっているため、栄養バランスは偏ってしまっている(20代女性)
【同率7位:汁漏れ(3人)】
▽おかずの下に鰹節を敷いて水分を吸収するようにしても、おかずから出る汁がもれてしまう(40代女性)
▽汁が出ない物を入れたり容器を工夫して漏れないようにしても、カバンにしみたことがあって悩んでいる(30代女性)