「光る首輪」犬は夜まぶしくないの?→「心配ございません」斬新な方法で確認した飼い主にツッコミ殺到
交通事故を防いだり、すれ違う人の安全を守るため、「ここに犬がいますよ」と知らせる「光る首輪」をワンちゃんにつけて、夜の散歩をする飼い主さんが増えています。
エレクトリカル散歩中の可愛いワンちゃんについて、犬を飼っていない人からしばしば、「犬はまぶしくないのか?」「やけどしないのか?」といった疑問の声が寄せられます。
「犬の光る首輪ですが、装着すると当事者(犬)の視界には入らないのでまぶしがる心配はございません。私が自分の首につけて玄関出てすぐの夜道を、しばらく四足歩行して確かめたことがあるので」
X(旧:Twitter)にそう投稿したのは、2匹のイングリッシュ・ゴールデンレトリバー、タローくんとよつばちゃんと暮らす、くふ王(@khufuou2)さん。7万2千以上のいいねと愉快なツッコミが殺到したその斬新な確認方法について、くふ王さんに聞きました。
■「夜道で出会ったらホラー」「例の変質者って…」
「飼い主の鑑」
「自分で確かめるのは強すぎるw」
「夜道で出会ったらホラーなやつ」
「あの時騒ぎになった変質者はくふ王さんだったのですね」
「おまわりさん、仕事して…!」
こんな愉快なツッコミのコメントが殺到した「光る首輪」の体験談について、くふ王さんにお話を伺いました。
■「騒動」を巻き起こしたりは…
ーーなぜ「光る首輪」をご自身で試してみようと?
「単純に、『これすごく明るいけど着けてる側はまぶしくないのかな』と思ったからでした。ただ、まぶしくないかどうかは気になりましたが、首輪が熱くないかが気になる人もいるのですね。勉強になります。LEDタイプなので、発熱する明かりではないのでまったくの常温です」
ーー検証中の様子を誰かに見られたりは…?
「夜に歩行者とすれ違うのさえ珍しい、人通りの少ない田舎なので、残念ながら誰かに目撃され、騒動を巻き起こしたりはしていません、多分。それに犬も一緒でしたし、仮に見られたとしても、飼い主が犬相手にふざけてんな~ぐらいで済まされたのでは」
ーー安心しました(笑)。犬と人間は両目の間隔が違うため視界が異なるから検証にならない、といった反論も寄せられましたね。
「犬と人間の体の構造を比較しても、四足歩行の体勢をとると、眼が頭部の最前方に位置し、首が後ろにあるということ自体は大きく違わないので、装着した際に首輪の光がダイレクトに視界に入ってくる、とは考えにくいです。人間用としても、ランニングや夜釣り用に首から吊るしたり胴体に装着するタイプのライトが普通に売られてますよね。照明をじーっと見つめたら、そりゃ目に悪いでしょうけど、間接的に照らす分には安全だというのは、人も犬も変わらない気がします」
ーー実際に、「光る首輪」を装着した時のタローくんとよつばちゃんの様子は?
「特に反応はないです。散歩用のリードと首輪をつける時と同じで、飼い主がつけてくるから普通に受け入れている、という感じです。例えば、犬は正面から来る車のヘッドライトがまぶしい時などは、わかりやすく顔を軽く振ったり、そっぽを向く仕草をしますので、もし嫌がっていればすぐにわかりますよ」
◇ ◇
愛犬と周りの安全のために装着する「光る首輪」。交通事故や歩行者とのトラブルを防ぐため、首輪だけでなく、リードにも反射材やLEDライトをつける、飼い主さん自身も明るい色の衣服や反射材、ライトなどを身につけて、周囲に自らの存在を知らせるとより安心ですね。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)