「お姉ちゃんは?」窓の外を何度も見つめる犬さんが切ない…「なんて健気」「帰ってきたら遊ぼうね」
修学旅行に出かけた大好きな人を窓のシャッターが閉まっても待ち続ける小さなワンちゃんの後ろ姿がX(Twitter)で注目を集めました。
「シャッターが閉まっても修学旅行で帰って来ないお姉ちゃんを探して外を見ていた切ない犬……」という文言とともに写真を投稿したのは「ぼく、ポメラニアンのぽんちゃん!」(@boku_ponchan)さん(以下、飼い主さん)。
切ない後ろ姿を見せていたワンちゃんの名まえは「ぽん」ちゃんといいます。ぽんちゃんはふわふわの綿あめのような外見と大きな瞳を持った、表情豊かなポメラニアンの男の子です。
「ぽんちゃん切ないね 帰ってきたらたくさん遊んでもらってください!」
「あーなんて健気 お姉ちゃん大好きなんだね」
けなげに待つ姿に心動かされた人たちからの声が届きました。
でも安心してください!飼い主さんは続けて、待ち人の帰宅後に大はしゃぎで一緒にお部屋で追いかけっこする写真を投稿しています。良かったね、ぽんちゃん!
待ち人との再会までぽんちゃんはどんなふうに過ごしていたのでしょうか?今回の投稿への反響に「切ないんだけど、おしりが可愛いとの声が多くて確かになと思いました(笑)」という飼い主さんに聞いてみました。
■一夜明けても、やっぱり…
ーー「どうして帰ってこないの…?」と訴える心の声が聞こえてくるようです。
いつも下校時間になると玄関を見つめてお姉ちゃんが帰ってくるのを待っているのですが、この日は修学旅行なので何時になっても帰ってこず、おかしいな?と思っているのかちょくちょく窓から外を見たり玄関を覗いたりしていました。
ーーシャッターを閉めたあとはどのくらいこうしていましたか?
窓を覗いている時間は数分だったと思います。後ろ姿が切なくて「ぽんちゃんこっちおいで~」と呼びソファーで一緒に過ごしました。
ーー一夜明けて、ぽんちゃんは?
普段娘が起きる時間になるとケージからワン!ワン!とお姉ちゃんを呼んで吠えるのですがこの日は吠えなかったので、お姉ちゃんが居ないという事は理解していたようです。でもその後ケージから出すと何度も寝室を覗きに行っていたのでもしかしたらまだ寝ているかも?と少し期待はしていたようです。
■待ちに待った再会の時、ぽんちゃんは…!?
こんなにもいちずに待ち続けた人との再会はどんなに嬉しかったことでしょう。その時のことも飼い主さんにお聞きすると、以下のように答えてくれました。「夕方、娘が帰ってきて玄関の扉が開いた瞬間、ワオーン!!!と遠吠えのように叫び、大喜びで飛び付いていました。日頃からベッタリなのですが、この日はもちろんベッタリで、追いかけっこしている時のお顔はいつにも増して笑顔だったように思います」(飼い主さん)。
(まいどなニュース特約・山本 明)