マッチングアプリ利用者の約9割「初対面でガッカリした経験」→その後、交際に発展した人の割合は?

ナイル株式会社(東京都品川区)は、同社が運営する恋愛・婚活メディア『出会いコンパス』上にてマッチングアプリを通じて実際に会ったことがある全国の20~40代の男女667人(男性333人/女性334人)を対象に「期待外れだった相手」に関する調査を実施しました。その結果、9割近くの人が「初対面で相手にがっかりした経験がある」と回答しました。その一方で、約半数の人が「初対面でがっかりしたものの、交際に発展した」ことが分かったそうです。

調査は2023年10月にインターネットで実施されました。なお、回答者の年代の内訳は、20代が223人、30代が222人、40代が222人となっています。

調査によると、87.7%の人が「マッチングアプリを通じて実際に会った人が自分の期待通りではなかった」と回答しました。

さらに、「期待通りではなかった経験がある」と答えた583人にその理由を複数回答可で答えてもらったところ、「プロフィール写真と実際の顔が違った」(344人)が最も多く、次いで「会って話してみたら、相手との価値観が合わなかった」(227人)、「プロフィールにある性格が実際と違うように感じた」(221人)が続く結果となりました。

続けて、「実際に会うまでにやり取りしたメッセージの頻度」を聞いたところ、「1日に複数回以上」(46.8%)、「1日に1回」(32.2%)、「2~3日に1回」(14.8%)」といった回答が上位を占め、約2人に1人が「1日に複数回以上」やり取りをしていたにも関わらず、実際に会った際相手にがっかりした印象を持ったことが分かりました。

さらに、「期待通りではなかった相手を含めて、何人と同時にやり取りをしていましたか」と聞いたところ、「2~3人」(49.4%)、「4~5人」(22.0%)、「その相手のみ」(17.3%)という結果になり、8割以上の人が同時並行で複数人とやり取りをしていることが分かりました。

また、「初対面が期待通りではなかった相手と、交際に至った経験」については、49.7%の人が「交際したことがある」と回答。一方、「交際したことがない」も49.1%となり、ほぼ同数の結果となりました。

交際に至った理由別に見ると、「プロフィールにある出身地などの個人情報が違った」(77.1%)、「プロフィールに書かれている趣味や興味が実際と違った」(75.2%)、「子どもの有無などプロフィールに書かれていない情報が明らかになった」(66.9%)、「会った場所やデートプランに満足できなかった」(65.8%)、「デートの支払いを求められた」(64.7%)などが挙げられており、初回のデートに不満を持ったとしても、その後相手と関係を築いていくなかで改善していけると考える人が多いことがうかがえました。

その一方で、交際に至らなかった理由としては、「実際に話して、相手との価値観が合わなかった」(62.6%)、「相手の態度や言動が失礼だった」(55.9%)、「プロフィール写真と実際の顔が違った」(52.0%)などが上位を占め、相手の価値観や、失礼だと感じる態度がマイナスな印象となり、交際する相手にはならないことがうかがえる結果となりました。

最後に、「期待通りではなかった相手と交際した決め手」を複数回答で教えてもらったところ、「趣味や興味が共通していたため」(126人)、「価値観や生活スタイルが合っていたため」(97人)、「信頼感や安心感があったため」(88人)といった回答が上位に挙げられたそうです。

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【出典】

▽出会いコンパス/マッチングアプリ利用者の9割が初対面で「相手にがっかりした」経験あり、気になるその理由とは?(出会いコンパス調べ)

https://app-liv.jp/love/archives/146247/

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