「何度も読みたい」ものは紙書籍、「サクッと読んでインプットしたい」ものは電子版…現役高校生に聞いた

株式会社リクルート(東京都千代田区)が提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』が、全国の現役高校生を対象とした「読書実態アンケート2023」の結果を発表しました。同調査によると、読書をするシーンは、半数以上の高校生が「土日の休みの日」と回答しました。また、現物(紙の書籍)を買って読みたいものについては「小説系」、一方、WEBやアプリ(電子版)で読みたいものは「単行本・コミックス」がそれぞれ最多となったそうです。

調査は、同メディアの高校生エディターおよび公式LINE登録者686人(男子203人・女子465人・性別無選択18人)を対象として、2023年8月にインターネットで実施されました。

はじめに、「読書をするシーン」を複数回答で答えてもらったところ、「土日の休みの日」(52.9%)が最も多く、次いで「夜ごはん~寝る前まで」(45.0%)、「学校の休み時間」(24.5%)と続きました。

また、「ひと月に本・漫画・雑誌に使う金額」を教えてもらったところ、平均金額は「1577円」となり、2022年調査の「1410円」から167円の上昇となりました。

次に、「現物(紙の書籍)を買って読みたいもの」を複数回答で答えてもらったところ、「小説系」(53.9%)と「単行本・コミックス」(48.1%)に回答が集まりました。回答者からは、「本当に好きな漫画だけ現物です!」(高3女子)、「小説などは読み返したりするから」(高2女子)など、何度も読み返したい・手元で保管したいお気に入りは現物を選ぶという声が寄せられました。

一方、「WEBやアプリ(電子版)で読みたいもの」では、「単行本・コミックス」(40.7%)、「ニュース・時事問題系」(35.3%)などが上位に。回答者からも、「小説や漫画などの作品はアナログ、賞味期限のある情報誌はデジタルにすると管理が楽だから」(高2女子)といった声が寄せられていることから、現物は何度も読み返したい・手元で保管したいお気に入り、WEBは日々更新される情報をサクッと読む、と使い分けていることがうかがえる結果となりました。

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