注目集まる電動キックボード、使用者の9割が今後も使い続けると回答 「ちょっとした移動に」手軽さや利便性で乗り始める人が多数
株式会社イードが運営する車にまつわる情報サイト「カーライゼーション」が、「電動キックボード」をテーマに、使用者134名に対してアンケートを実施。9割の人が「今後も使い続けたい」とその利便性を評価しています。
今年7月、道路交通法の一部改正により、世間の注目を集めた電動キックボード。16歳以上であれば運転免許が不要、ヘルメットは努力義務など、条件の緩和により使用者が急増。電動キックボードのシェアリングサービスが広まったりと、街中で見かけるようになりました。
今回のアンケート調査では、男性96人・女性38人の計134人を対象に、インターネットを用いて実施。回答した人の世代は30代が46.3%と約半数、次いで40代が20.9%、20代が19.4%と続きます。また、全体の56.0%は自身で電動キックボードを所持しており、44.0%は都度レンタルで使用。運転免許の保持に関しては94.0%が「はい(保持している)」、6.0%が「いいえ」と回答しました。
どのような経緯で電動キックボードを使用し始めたのでしょうか。乗り始めた理由で最多となったのは、上位から「ちょっとした移動に楽で便利そうだから」44.8%、「遊びとして楽しそうだったから」が28.4%、「知人の勧め」が9.0%という結果に。なお、使用目的に関しては47.8%が「場所移動」、47.0%が「遊び」、残り5.2%は「通勤」となっています。
法改正やシェアリングサービスの普及により認知度が向上したほか、条件の緩和により、使用することのハードルが下がり、気軽な乗り物として認知され始めたのかもしれません。
使用者はその手軽さや利便性に満足しているようで、「今後も電動キックボードを使い続ける予定か」という質問では、91.8%が「はい」と回答しています。