退職理由の”一身上の都合により”にはどのような本音が込められているのでしょうか。HiClub株式会社（東京都港区）が提供するライフスタイルSNS『GRAVITY（グラビティ）』が、このほど発表した「リアルな退職理由TOP10」によると、1位は「人間関係」だったそうです。

調査は全国の20～39歳の女性544人を対象として2023年9月にインターネットで実施されました。そのほかの結果と回答者からのコメントは以下の通りです。

▽20代～30代女性が選ぶ!!「リアルな退職理由TOP10」

【1位：人間関係】

▽心が壊れる原因の全ては“人間関係”。

▽環境が悪い場所だと働く意識が薄れる。

▽社内不倫、虐め、噂話ばかりでうんざり。

▽心が壊れるほどの無理をする必要はないと思った。

▽悪待遇でも人間関係が良ければある程度はやって行ける。

【2位：給与が低い】

▽結局はお金が大事。

▽仕事の責任の重さと給料があっていなかった。

▽低賃金すぎて生活できない。

▽“やりがい”とかふざけるな！お金で動いてるわ！！

▽お金が理由で転職する人は多いはず。

【3位：体調不良】

▽持病が悪化してしまい、働けなくなってしまった。

▽大きな病気にかかってしまった。

▽人間関係、業務過多、睡眠時間の減少、様々な理由でキャパオーバー。

▽ストレスからくる体調不良で仕事を辞めてしまった。

▽仕事しすぎ。

【4位：休日出勤・長時間残業】

▽8時～翌2時まで働く毎日だった。

▽アニメーター。長時間労働、低賃金、夢だった仕事でも無理でした。

▽休日出勤は当たり前、超絶ブラックだった。

▽営業職に就いていた時、家に帰るのが日付変わって午前1時。

【5位：パワハラ】

▽パワハラ、アルハラ、セクハラがまかり通っていた。

▽いつも通り普通に業務していたら「やる気ないなら帰れ」と言われた。

▽「若いから大丈夫」はやめてほしい。

▽上司がしっかりしてなさすぎた、言いやすい人には当たりが強い。

【6位：社風】

▽社風は自分では変えられない。

▽男尊女卑、いまだに女性がお茶を注いでいる。

▽ワンマン経営、上司が正しい、という風潮が無理。

▽本音と建前のギャップが自分には合わなかった。

【7位：キャリアアップ】

▽ステップアップのため。

▽裁量の大きな仕事がしたかった。

▽培った経験をベンチャーで活かしたかった。

▽スキルを磨いて、給与を上げた。

【8位：結婚】

▽結婚のために引越しをしなければならなかった。

▽結婚という“就職”をしてしまった。

▽本当は働きたかったが、夫の海外赴任について行くため。

▽夫と私の勤務地が違いすぎて、どちらかが退職しなければならなかった。

【9位：会社の将来性】

▽いい仕事であったが、資金が続かなかった。

▽業績右肩下がり。

▽正直業務自体が古く、今後数年で消えそうだったから。

▽立て続けに人が辞めるので人手不足に耐えられなくなった。

【10位：出産・育児】

▽出産育児を機に家庭に入りました。

▽2人の子育てでクタクタ。

▽いまだに男性は育児休暇とりづらいし、出産育児の負担が女性は大きい。

▽初めての出産のため、育児休業をとってそのまま辞めてしまった。