ビリビリになった「はらぺこあおむし」が再生 「センスがすごい」「おしゃれな喫茶店みたい」

子供向けだけでなく、近年は大人向けの読み物としても注目を集めている絵本。

構造の特性上、経年劣化や衝撃が加わると背表紙がはがれバラバラになってしまうという問題があったが、今SNS上ではそんな劣化した絵本の活用法が大きな注目を集めている。

「読み倒されてビリビリに剥がれてしまった絵本、分解して飾ったらいい感じになった😂❤️」

と自宅の模様を紹介したのはみみさん(@3mimi_imim3)。

傷んでしまった絵本をページごと分解しつに額に入れ、DAISOで買ったフックピンで自宅の壁に飾っているというみみさん。

そのセンスあふれるライフハックに、SNSユーザー達からは

「センスがすごい( ・ω・)」

「すごい!おしゃれな喫茶店みたい!うちのあおむしくんも、分解されたらこうしよう...」

「絵本が『絵』の『本』という当たり前のことに改めて気付かされた気分です

1ページ1ページが絵画として成立しているのでバラバラになっても価値が失われるわけではないとは思いもしませんでした」

など数々の称賛の声が寄せられている。

みみさんにお話を聞いた。

ーーこの絵本のタイトルをお聞かせください。

みみ:エリック・カールさんの「はらぺこあおむし」(偕成社)です。

ーーこのライフハックを思いついた経緯をお聞かせください。

みみ:娘の大好きな絵本が、たくさん読んでるうちに剥がれてきて、捨てようかどうか迷っていました。でも娘の好きなものを捨てることに躊躇いがあり、どうにか活用できないかと悩んでいる時に思い浮かびました。額縁に入れて飾ればいつでも見られるし、インテリアとして楽しむこともできると思いました。

ーーご家族の反応はいかがですか?

みみ:夫も長女もとても喜んでくれました。絵は階段に飾っているのですが、娘は朝起きて必ず「あおむし、見に行こう」と行って、階段を降りる時に額縁を一つ一つ指差して楽しそうに鑑賞してくれています。

ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

みみ:子供が読んだ絵本を捨てることに抵抗あるのは、私だけではないんだなと思いました。落書きのある絵本を飾るのも素敵かも、というコメントをいただき、確かに!と思いました。世界で一つだけの思い出の詰まった絵本が家にはたくさんあるので、破損してしまっても、違う形で大切にしていきたいなと改めて思いました。

◇ ◇

もしご自宅に傷んだ絵本があるという方はぜひお試しいただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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