大掃除「これ捨てたいけど…」 迷った時の超シンプルな判断基準が目からウロコ!共感の声が続々「親の遺品整理してるときに思った」
年の瀬が近づき、自宅の掃除や不用品を片付けようと重い腰を上げるこの季節。この服は来年着るかも、これはいつかタイミングが来たら使うかも…となかなか捨てられないのって、あるあるではないでしょうか。
Xユーザーのちょっ子(@chokko_san)さんも物を片付けようと作業していた1人であり、選別を進めていくなかである判断基準に行きつきました。それは「死後どうすんのこれって思った方が断捨離って進むなー」(ちょっ子さん)。
さらに、ちょっ子さんは「若い時はときめくかどうかで良かったんだけど、中年にもなると悲しいかな断捨離が生前整理の意味合い帯びてくるんだよね」と続けて投稿。
投稿には4.1万を超えるいいねがつき、ほかのユーザーからのコメントも続々と投稿されています。「これ親の遺品整理してるときに思ったわ」「これ考えて生きてると、そもそも物を買うことが減った」「これが真理」と共感の声が相次いでいます。ちょっ子さんにお話を聞きました。
■「遺して家族や子どもの負担にならないか」
ーー片付けは年末の大掃除に向けて?
「単純に年末なので、家の中をスッキリしたい気分も高まっていました。あとは親が高齢なので、もしもの時の実家の整理について不安を抱くようになっていました。そうなるとだんだん自分自身の老後や死後についても考えるようになり、今からでもせめて不要なものを溜めない生活スタイルを定着させたいなと思ったことがきっかけです」
ーー片付けは具体的にどのように進めましたか
「自分が死んだあと、子どもに受け継がせる価値のあるものか、遺したことで家族の負担にならないか、など考えました。ただそれだけを考えると何もかも捨てることになるので、基本的には『この先も長くそばにおきたいかどうか』を基準にしました」
ーー最終的に何を捨て、何を残しておくことに?
「ここ数年使ってないものは今後も使わないという説に則り、そういうものをどんどん捨てました。以前は気に入ってて捨てられずにいたものも、『この先も長くそばにおきたいかどうか』を考えるとたいていそうでもなくて、捨てることができました。
趣味のコレクションはずっとそばで眺めたいので残していますが、それも死ぬまでには売るなり捨てるなり自分で始末をするつもりです」
ーー投稿は大きな反響となりましたが、どう感じましたか
「単純に歳を取ったからこその気づきだったと思うんですが、私の投稿で考え方が変わったと感謝までしてくれる方もいて、なんだか恐縮でした。私の断捨離もまだまだ途中なので、共感してくれたみんな…年末に向けて頑張ろう!という連帯感を勝手に抱き、励みたいと思います」
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ちょっ子さんの投稿には、「これ見てハッとした。週末いらないもの捨てよ」「この言葉を胸に部屋片づける」と片付けスイッチが入った人もいるようです。今年も残すところ50日を切りました。心機一転、思い切って片付けをしてみてはいかがでしょうか。
(まいどなニュース・門倉 早希)