「冬の電気代節約方法」ランキング 3位「暖房の設定温度を下げる」、2位「電気代の安い暖房器具を使う」
冬は暖房などで電気をたくさん使いますが、できることなら少しでも電気代を抑えたいところ。そこで、全国の10~60代以上の男女500人(女性330/男性170人)を対象に「冬の電気代の節約方法」に関する調査を実施したところ、9割超の人が「冬に電気代の節約を意識する」と回答しました。また、冬の電気代節約方法については、「厚着する」が最も多くなったそうです。
株式会社AlbaLink(東京都江東区)が運営する不動産の情報メディア『高く売る不動産』が、2023年10月にインターネットで実施した調査です。
まず、「電気代が最も高くなる季節」を聞いたところ、「夏」の36.2%に対して「冬」は62.0%となりました。
同メディアは、「”外気温とエアコンの設定温度の差”が大きくなる冬のほうが、エアコンの電気代は高くなります」と説明しています。
さらに、93.4%の人が「冬に電気代の節約を意識する」(とても意識する40.6%・まあ意識する52.8%)と回答。そこで、「冬の電気代が高くなる原因」を複数回答で答えてもらったところ、ダントツで「暖房を使うから」(416人)が1位に。
以下、2位「お風呂・給湯をよく使う」(44人)、3位「照明器具を使う時間が長い」(18人)、4位「調理に電気を使う」(17人)と続きました。回答者からのコメントは以下の通りです。
【1位:暖房を使う】
▽暖房などやこたつなどを頻繁に使いすぎていること(20代男性)
▽寒冷地に住んでいるので、暖房費が主な原因となります(40代男性)
▽部屋数が多いので、暖房を各部屋で使うと電気代が増加する(30代女性)
【2位:お風呂・給湯をよく使う】
▽お風呂やお湯を沸かす頻度が夏よりも多い気がする(30代男性)
▽お風呂の温度を夏よりも上げてしまう。冬だけお風呂の追い焚きをしてしまう(20代女性)
▽冬以外はシャワーですが、冬は浴槽にお湯をためるので湯沸かしの電気代が増えます(40代女性)
【3位:照明器具を使う時間が長くなる】
▽日照時間が少ないので、電気をつける時間が長くなること(30代男性)
▽あまり日当たりのよくない部屋に住んでいます。他の季節に比べて日照時間が少なく、部屋の照明をつけている時間が長いのが原因だと思います(20代女性)
【4位:調理に電気を使う】
▽暖房はほぼ使わないので、ポットや電子レンジの使用だと思う(30代女性)
▽寒いのでコタツで食事を調理して、ホットプレートをよく使うから(30代男性)
▽調理家電を使う頻度が増えること(50代女性)
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では、冬にどのような方法で電気代の節約をしているのでしょうか。複数回答で教えてもらったところ、ダントツの1位は「厚着する」(220人)となりました。以下、2位「電気代の安い暖房器具を使う」(87人)、3位「暖房の設定温度を下げる」(67人)、4位「断熱グッズを使う」(60人)と続き、暖房に関する工夫が多くランクインする結果となりました。回答者からのコメントは以下の通りです。
【1位:厚着する】
▽暖房を極力つけずに、着込んだり布団をかぶったりして工夫している(20代男性)
▽エアコンは使わず、厚着して乗り切ります(40代女性)
▽1人のときは、とにかく着込んだりブランケットなどを使ったりしている(30代女性)
【2位:電気代の安い暖房器具を使う】
▽できるだけ電気ストーブやこたつで生活するように心がけている(30代女性)
▽自宅のエアコンはとても古くて、電気代が余分にかかってしまうので、使わずに小さい暖房機器をつけて過ごしている(20代女性)
▽電気毛布を使うようにしています。電気毛布のほうが、かかる電気代が安いから(40代男性)
【3位:暖房の設定温度を下げる】
▽エアコンの設定温度を20℃にする(20代女性)
▽エアコンの設定温度はあまり上げない。電気こたつの設定も低めにする。冷蔵庫の設定は弱にする(30代女性)
【4位:断熱グッズを使う】
▽断熱カーテンを使う(30代女性)
▽床とカーペットとの間にアルミ素材の敷物を敷いて、床からの冷気を防いでいる(50代女性)
▽二重ガラスなので部屋の中が暖まりやすい。窓ガラスに100円ショップで購入した断熱プチプチを貼っているのも、効果があるのかもしれない(40代男性)
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最後に、「電気代節約の情報源」を教えてもらったところ、66.4%の人が「インターネット」と回答し、圧倒的多数となったそうです。
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【出典】
▽高く売る不動産/【冬の電気代節約方法ランキング】男女500人アンケート調査
https://wakeari-hikaku.com/47982/