男性が喜びそうな地図の特徴がSNS上で大きな注目を集めている。

「男の子はこういうの好きなんでしょ（昔の地図編）」と自作の架空地図を紹介したのは宮崎県在住のよろづのかるみさん（@calmicco）。

地図に書き込まれているのは「近くを走っているけど駅もなく街をスルーする新幹線」や「やたらと駅数が多くてくねくね曲がりくねったローカル私鉄」「微妙に国鉄（JR）駅と感じが違う私鉄駅」など地図マニア、鉄道マニアの心をくすぐるコンテンツたち。

今回の投稿に対し、その道のSNSユーザー達からは

「あぁ^～すこなんじゃ～私鉄線がJR(国鉄)の駅の一角にある切り欠きホームから発着してるとなお良き

さらにそのホームに0とか付番されてるとよきよき…」

「好きか好きじゃないかで言ったらめっちゃ好き　んで新幹線に阪急みたいな感じで並走してる私鉄があったらもう最高」

「国鉄が70年代まで非電化だったので私鉄の方を今でも電車と呼ぶ　くねくねしてる私鉄の理由が当時の市街地の端っこを縫うようにして線路を敷いたから　謎の小駅は70年代辺りに請願で設置された　何渡河駅の東側にある踏切が開かずの踏切になっている　駅の南側は操車場　こんな感じの街ですかね。」

「何渡川市駅の小ぢんまりとした頭端式ホーム多分好きな景色。少し寂れたデパートとかが目の前にあるとさらに好き。」

など数々の共感の声が寄せられている。

■投稿した人に聞いた

よろづのかるみさんに話を聞いた。

ーー男子がこういったポイントにハマってしまうのはどうしてでしょう。

よろづのかるみ：恐らく、見知らぬ土地や、見知らぬ景色への好奇心が男性の方が強いからなのではないかと思います。ただ、今回の反応を見てると少なからず女性も興味を持ってる方がいるようで、X（旧Twitter）のネットミーム化してる「男の子は～」は、あまり通用しなくなってるのかなとも思います。

ーーご自身が気になるポイントは？

よろづのかるみ：私としては、今回のpostのような見知らぬ土地の路線図や、あとは、列車に乗ってるときに自分の路線から別れて見知らぬ場所へ分岐してゆく支線、そういう「この先何があるのだろう」というのがとてつもなく気になります。

ーー投稿が反響を呼びました。

よろづのかるみ：思ってたより共感してくださる方が多く、そしてみなさん更に妄想を膨らませて「寂れたデパートがあれば」とか「今ではショッピングモールができてる」みたいに盛り上がったのは意外でした。

◇　◇

読者のみなさんはどんな地図がお好みだろうか？

なお今回の話題を提供してくれたよろづのかるみさんはイラストレーターとして兵庫県の私鉄・北条鉄道の公式キャラクター「北条ふらわ」やJR日南線・榎原駅の非公認キャラクター「ひなもりよわら」を手がけている。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

（まいどなニュース特約・中将 タカノリ）