小中学生のみなさんが、先生になって欲しい有名人は誰が選ばれたのでしょうか。全国の小中学生に「学校の先生」に関する調査を実施したところ、担任の先生になってほしい有名人は、Snow Manのメンバー「目黒蓮」さん、体育の先生になって欲しいスポーツ選手は、MLBで活躍する「大谷翔平」さんがそれぞれ1位に選ばれたそうです。

調査は、ニフティ株式会社（東京都新宿区）が運営する子ども向けサイト『ニフティキッズ』にて、同サイトを訪問した小中学生を対象として2023年9月～10月の期間にインターネットで実施されました。なお、有効回答数は1403件でした。

調査の結果、「担任の先生になって欲しい有名人」の1位は、「カッコいいから」「優しそう」といった声が寄せられた「目黒蓮（Snow Man）」さん（66票）でした、次いで2位「阿部亮平（Snow Man）」さん（54票）、3位「ころん（すとぷり）」さん（34票）と続きました。なお、小中学生別に見ても1位と2位に変わりはありませんでした。

また、「担任の先生になってほしい漫画・アニメのキャラクター」では、最近のアニメ作品のキャラクターがランクインする中で「ドラえもん（ドラえもん）」（99票）が1位に。次いで、2位「星野アイ（推しの子）」（87票）、「五条悟（呪術廻戦）」（60票）が続きました。

小中学生別でも1位と2位は変わらないものの、中学生の3位に「実際に先生だし、マンガで読んでて素晴らしい先生だと思った」という声が寄せられた「殺せんせー（暗殺教室）」（20票）がランクインしています。

続けて、「体育の先生になって欲しいスポーツ選手」を聞いたところ、「大谷翔平」さん（316票）がダントツの1位に。以下、2位「吉田沙保里」さん（85票）、3位「羽生結弦」さん（67票）が続く結果となりました。

また、「音楽の先生になってほしい有名人」では、1位「ikura（YOASOBI）」さん（52票）、2位「るぅと（すとぷり）」さん（48票）、3位「ハラミちゃん」（33票）という結果になりました。小中学生別で見ると、3位は結果が異なり、小学生では「ベートーヴェン」（29票）、中学生では「京本大我（SixTONES）」（8票）がランクインしています。

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次に、「これまでに学校の先生になりたいと思った経験」について聞いたところ、「学校の先生になりたいと思ったことがある」と答えた人は38％、「ない」と答えた人は62％でした。

さらに、「学校の先生に対するイメージ」を複数回答で答えてもらったところ、「忙しい」（44％）、「働く時間が長い」（35％）、「責任が重い」（32％）といった回答が上位に並びました。これを小中学生別に見ると、「働く時間が長い」（小学生31％・中学生43％）や「苦労が多い」（小学生28％・中学生36％）といった回答では中学生のほうが10pt前後多くなっています。

また、72％の人が「好きな先生や尊敬する先生がいる」と回答。回答者からは、「1人1人のことをしっかり見てくれてる」「いつも自分たちを思って叱ってくれる」「しっかりと自分の意見を聞いてくれる、認めてくれる」といった意見が多く見られました。

他方、「苦手な先生」については、全体の83％が「いる」と回答し、「好きな先生・尊敬する先生」よりも約10pt上回る結果となりました。小中学生別で見ても、小学生で81％、中学生では88％が苦手な先生がいると答えており、回答者からは、「お気に入りの人だけめっちゃやさしくする」「あたりが強い。人の気持ち考えてって思う」「すぐ怒る」「なんでもかんでも男女分けする」など、さまざまな意見が寄せられたそうです。