「萌えの権化であった」挙式後、花嫁のパパと花婿のパパが手と手を繋いでご退場!「このパターン初めて」「良いもの見れた」
「挙式を終えて新郎新婦が退場した後、両家のパパ同士が手をつないで退場してきた姿は萌えの権化であった」
そのひと言とともにポストされた「結婚式の日の父親たち」の写真が大きく注目を集めました。向かって左のお父様は晴れやかな笑顔で、右のお父様は少しはにかむようにうつむいていて、互いの手はしっかり握られています。これは萌える…!
写真を撮影・投稿したのは、福岡在住のフォトグラファー、マスダヒロシ(@Masuda_H)さん(以下、マスダさん)です。
「素敵ですね このパターンは想像したことなかったです」
「良いもの見れた月曜の夜 ありがとうございます」
「格好いいなあ」
「いい。好き。」
「これは尊いな」
「俺らよく育てたよな!みたいな感じにも思える 娘息子をここまで育て上げた達成感というか」
両者の際立ったハンサムぶりと式場を包むハッピーなオーラに感動した人たちから、リプライ、引用ポストなどで多数コメントが届いています。
■牧師さんが「手でも繋いでいきますか?」
撮影者であるマスダさんに式当日のこと、そしてお父様たちのことをお聞きしました。
--式場から退場する際、お父様たちはなぜ手を握っておられたのですか。
はじめに新郎新婦がバージンロードを歩んで退場し、そのあとにご家族が続くという形式でした。ですので、新郎新婦が去った後、お父様二人を先頭に退場するのが通常の流れだったと思うのですが、おそらく牧師さんがお父様二人に「手でも繋いでいきますか?」と促されたのだとおもいます。私は教会後方に位置していたので正確なところは分かりませんが概ね間違いないと思います。
--どちらさまが花嫁の父、そして花婿の父なのか教えてください。
向かって左が新婦父、向かって右が新郎父です。和気あいあいと明るくあたたかく本当に素敵な方々でした。
--このお写真を見たご家族の感想は。
写真の感想は新郎新婦様からのみ頂いておりますが、お二人ともとても喜んでくださいました。
■美しい一瞬の表情をとらえるマスダさん、撮影時に気をつけていることは?
これまでも「前撮りでにらみ利かせた花嫁パパ→5年後初孫を抱いた時の優しい顔」や「七五三で走っておいで、と声を掛けたら家族全員で走ってきた」といった、映画のクライマックスシーンのような被写体の美しい表情をとらえた写真がSNSで話題になってきたマスダさん。
被写体の良い表情を引き出すために気をつけていることをお聞きすると、「自分自身が現場を楽しみ、それを素直に表に出すよう意識しています。カメラマンに写真を撮られること自体初めてというお客様も多く、緊張される方もたくさんおられますので、撮影者本人が楽しんでいる様を見て頂き、お客様の緊張を除きたいと考えております」と答えるマスダさん。
さらに「とはいえ上に書いたこと自体はさして珍しい考えではなく特別でもありません。結局、よいお客様に恵まれているのだと思います」(マスダさん)と感謝の気持ちを語っています。レンズの向こうから被写体の心に寄り添うまなざしを感じるからこそ、マスダさんに撮ってもらう人は、その人らしい自然体の表情を浮かべることができるのかもしれませんね。
またマスダさんは人物以外にも風景や静物の写真もアカウントに投稿しています。こちらもいくつかご紹介します。いずれも心ひかれる写真ですのでご覧になってみてくださいね。
(まいどなニュース特約・山本 明)