いきなり文鳥が飛んできて肩に止まった!「寒かったのかな、服の中に」飼い主は見つかった?
「外にいたらいきなり文鳥が肩に乗ってきて、背中に顔を突っ込んでくる体験って人生で何回あるのだろう?そんなことで #迷い文鳥 を伊東市で保護しました。お心当たりの方は会社までご連絡ください」
家の庭で、いきなり文鳥さんが飛んできて肩に止まったとか。すごくビックリしますよね!迷い鳥なのでしょうか。保護したといいます。
「早く飼い主さん見つかると良いなぁ」
「すごく慣れてる」
「びっくりなさったことでしょうね!」
「迷って心細かったんですかね」
投稿には心配の声がたくさん寄せられました。写真をポストされたアポロ工房(@ApolloRed555)さんにお話を聞きました。
ーー無事、飼い主さんは見つかったのでしょうか?
「見つかりました!Twitter(現X)の中で、『ぜひ警察に拾得物届けを』とおっしゃっていた方がいらしたので、翌日に伊東警察署へ届けました。
すぐに飼い主かもしれない方がいる、と教えてくださり、警察の方が引きとって(確認のため)いきました。すぐに飼い主さんと確認できたようです。Twitterを見ていたかはわかりません」
■文鳥は、まったく逃げる気がなく、大切に育てられたんだろうな
ーー文鳥さんが突然肩に乗ってきたのは、一体どんな状況だったのでしょう?
「主人と庭で話していると、突然目の前から突撃して来ました。そのまま肩へ。一瞬、驚きすぎて動けなかったのですが、すぐに主人が『文鳥だ!』と教えてくれたので冷静でいられました。
主人も私も動物全般が好きなので。この時点でどこからか逃げて来た事は想像できました。(迷い文鳥の案内用にと)肩に止まった文鳥さんを写真に撮っていたら、背中に顔を埋めたようです(私は見えません。ただくすぐったい感触だけです)」
ーー文鳥さんに気づいた時の率直なご感想は?
「とにかく迷い文鳥さんである事は想像できたので、保護やここに立ち寄った証拠写真をと考えました。ちょうど夕方で気温が下がってきてましたので、文鳥さんには辛いはず。『できれば保護してあげたい』と言う気持ちで一杯でした」
ーー写真を撮ったあとは文鳥さんはどんな様子だったのでしょう?
「写真を撮影して気づいたのは、まったく逃げる気が無い事。ですから指を出したらすぐに乗ってきました。保護できると確信したので、指に乗せたまま室内へ。すぐに暖房をいれて部屋を暖めている間に、大きな怪我の有無を調べたり、ケージやご飯の準備をしました。その間まったく人間から離れず、どちらかと言うと(見知らぬ私たちにも)安心しているようだったので、きっと飼い主さんが大切に育てていたのだろうと想像していました。ご飯を食べたら、すぐにケージの中で寝てしまいました。よっぽど疲れてたんだと思います」
アポロ工房さんは「ぜひ、Twitterで拡散して協力してくださった方々へお礼を述べたいです。今回多くの方々に閲覧していただき、色々なリプも頂戴しましたが、ただの1件もネガティブなものはなく、皆さんが純粋に文鳥さんと飼い主さんの心配をされていたのが印象的でした。殺伐としたニュースが多いなか、間違いなく優しい世界がそこにありました」と話してくれました。
このように気持ちが温かくなるようなニュースが増えるとよいですね。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・今田 哲平)