「キッチン狭すぎ!」「家族とぶつかる」…狭い家でのストレス2位は「動きにくい・家事がしにくい」

みなさんは、現在お住いの家が狭いことでストレスを感じることはありますか。狭い家に住んでいる全国の10~60代以上の男女502人(女性320人/男性182人)に調査をしたところ、狭い家でストレスを感じることは「収納が少なく散らかりやすい」が最多となりました。また、狭い家を広く感じさせる工夫は「物を増やさない」が最も多くなったそうです。

株式会社AlbaLink(東京都江東区)が運営する不動産の情報メディア『高く売る不動産』が、2023年10月~11月の期間にインターネットで実施した調査です。

まず、「狭いと感じる家の広さ」を聞いたところ、「~20平米」(23.8%)、「~30平米」(18.6%)、「~60平米」(11.6%)などに回答が集まり、平均は「46.5平米」でした。(1平米=1平方メートル)

ちなみに、国土交通省では「一人暮らしだと最低限25平米必要で、ゆったり暮らすなら40~55平米」「2人世帯だと最低30平米、ゆったりなら55~75平米」「3人なら最低35~40平米、ゆったりなら65~100平米」としています。

次に、「狭い家でストレスを感じること」を複数回答で答えてもらったところ、ダントツの1位は「収納が少なく散らかりやすい」(205人)でした。以下、2位「動きにくい・家事がしにくい」(92人)、3位「一人の時間や空間がない」(74人)、4位「生活音が気になる」(66人)と続きました。回答者からのコメントは以下の通りです。

【1位:収納が少なく散らかりやすい】

▽収納スペースに困る。物があふれる(20代女性)

▽子どものおもちゃを収納するスペースがなく、家がいつも散らかっています(30代女性)

▽家が狭いうえに収納場所が少ないので物があふれかえり、掃除してもキレイになったように見えない(40代男性)

【2位:動きにくい・家事がしにくい】

▽キッチンが狭いので料理しにくいのがストレスです(20代女性)

▽室内での移動で家族とぶつかること(40代男性)

▽ちょっと体を動かしたくても、畳一枚分を確保するのがやっとなので、いろんなところに体をぶつけてしまう(30代女性)

【3位:一人の時間や空間がない】

▽家族との距離感が近く、なかなか一人の時間がとれない(10代男性)

▽一人になりたいのに、自分だけのスペースや時間がない(20代女性)

▽家族と喧嘩中のときなど、嫌でも同じ空間にいなければならない(40代女性)

【4位:生活音が気になる】

▽通話や会話内容が丸聞こえのため、リモートワークに支障が出る(30代女性)

▽家族3人が1部屋で寝ているので、家族のイビキにストレスを感じてしまいます(40代男性)

▽妻が朝早くから音を出すのがうるさい。マンションは同じフロアに家族がいるので、生活音は避けられない(50代男性)

   ◇  ◇

では、狭い家を広く感じさせるためにどのような「工夫」をしているのでしょうか。調査の結果、ダントツ1位は「物を増やさない」(219人)でした。以下、2位「整理整頓と収納」(86人)、3位「大きな家具を置かない」(79人)、4位「デッドスペースを活用する」(70人)と続きました。回答者からのコメントは以下の通りです。

【1位:物を増やさない】

▽できる限り要らない物を捨てる(20代男性)

▽家具や家電は最低限しか置かない(30代女性)

▽まずは物理的に持ち物を減らしています(50代女性)

【2位:整理整頓と収納】

▽なるべく押入れなどに物を入れて、視界に入る物を減らす(20代男性)

▽収納に物を押し込んで部屋を広く使う(30代女性)

▽テーブルや作業台・デスクなどの上だけでも、常に何もない状態にしておく(40代男性)

【3位:大きな家具を置かない】

▽ベッドを持たず、布団を使用(30代女性)

▽置いている家具はなるべく低い物にして、空間を広く見せている(50代男性)

▽ベッドはスモールシングルサイズにし、ソファも小さいサイズにした(20代女性)

【4位:デッドスペースを活用する】

▽机の下にできるデッドスペースに収納を置く(20代女性)

▽下に収納があるベッドを使っている(30代男性)

▽吊るせる物は吊るす(40代女性)

   ◇  ◇

【出典】

▽高く売る不動産/【狭い家でストレスを感じることランキング】男女502人アンケート調査

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