673人が語るマッチングアプリのリアル 周囲の“偏見”が気になる人は5%未満…「現代の出会い方として当たり前だと思う」が4割

マッチングアプリを利用している人は、どのようなきっかけでマッチングアプリを利用し始めたのでしょうか。マッチングアプリで知り合った相手と交際経験がある全国の20~40代の男女673人(男性352人/女性321人)に聞いたところ、「マッチングアプリを利用した友人の勧め」が最多となりました。また、マッチングアプリを利用していることに対しては、4割弱の人が「現代の出会い方として当たり前だと思う」と回答したそうです。

ナイル株式会社(東京都品川区)が、同社運営の恋愛・婚活メディア『出会いコンパス』上にて、2023年11月にインターネットで実施した調査です。なお、回答者の年代の内訳は、20代が238人、30代が227人、40代が208人となっています。

まず、「マッチングアプリを利用したきっかけ」を複数回答で答えてもらったところ、「マッチングアプリを利用した友人の勧め」(287人)が最も多く、次いで「テレビCMやインターネット広告を見て」(223人)、「理想の相手を効率良く探したい」(162人)といった回答が上位に並び、既に利用している友人からマッチングアプリの利点やアドバイス等を聞いて、使い始めたことが分かりました。

さらに、「マッチングアプリを利用していることに対する考え」について教えてもらったところ、「現代の出会い方として当たり前だと思う」(38.5%)が最多となった一方で、「本当は別の方法で出会いたいが、仕方なく」(30.3%)や「周りの人には知られたくない」(19.2%)、「周囲の人達の反応が気になる」(4.8%)といった回答も挙げられ、マッチングアプリが定着していることが明らかとなった一方、躊躇いを感じている人も一定数いることがうかがえました。

次に、「マッチングアプリを利用していることを周囲に話した経験」について聞いたところ、全体の78.6%が「話したことがある」と回答。そこで、「マッチングアプリを利用していることを周囲に話したことがある」と回答した529人に対し、「利用していることを話した相手」を複数回答で教えてもらったところ、「親しい友人」(65.2%)、「仕事の同僚や先輩」(35.0%)、「家族」(34.4%人)という結果になりました。

さらに、「マッチングアプリの利用を話した相手の反応」についても調査をした結果、「自分も使ってみたいと興味を示した」(220人)や「相手も利用していることを打ち明けてくれた」(155人)、「経緯を知りたがった」(164人)など、興味を示す反応のほうが多く、「否定的な意見を言われた」(112人)人は2割程度となっています。

他方、「マッチングアプリを利用していることを周囲に話していない」と回答した144人に、「アプリがきっかけで交際を始めたことをどのように説明しましたか」と聞いたところ、「友人の紹介」「インターネット・SNS」(いずれも31.2%)、「共通の趣味」(29.2%)といった回答が上位に挙げられたそうです。

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