コスプレ帽子どうやって作った?→100均材料に大ウケ 「発想の天才」「可愛い生き物の大集合だったなんて…」
あるコスプレイヤーが手作りした帽子に、SNS上で反響が集まっている。一見すると、重厚なエンブレムが付いた帽子。しかしこのエンブレム、材料は全て100円均で購入したものだという。チェーンを外した丸型キーホルダーに、テントウムシやタコといったシールで模様を組んだ後、金色にコーティング。驚きのビフォーアフターに「発想の天才」「可愛い生き物の大集合だったなんて…」などの声が上がっている。
■テントウムシから虚無な顔の魚がにょきっ
投稿したのは、コスプレ歴7年の女性で、X名ちーさん(@den0v0)。手掛けたのは、バーチャルライバー「剣持刀也(けんもちとうや)」の軍服衣装だ。「帽子のエンブレムどうやって作ったの?と聞かれたのでこれ見せたら大ウケした」。そんな文言とともに100均グッズの写真を投稿。正体は①写真が入れられるフォトキーホルダー②カラフルな生き物シール2種類③剣の形をしたお弁当用ピックス-だった。
「100均に行くたびに、使えそうなものを探しています。エンブレムは金属感を出すために、プラスチック製で模様を作れるものを探していました」とちーさん。シールは切断して模様を組み、お弁当用ピックスは中央にクロスさせて固定。コーティング前の写真を見ると、テントウムシから虚無な顔の魚がにょきっと飛び出し、切断されたイモムシやタツノオトシゴがシュールだ。「まさか、海の生き物と虫で作られているとは思いませんよね(笑)費用は抑えたいので、使えるものは何でも使います。公園で拾ってきた枝を熱湯消毒して使うことも…」と説明する。
■質感、シルエットにこだわり
好きな作品の衣装が販売されていなかったことから、自身で衣装を作り始めたちーさん。お金持ちのキャラクターは布を豪華に見えるものにしたり、軍服であれば重厚感のある起毛素材を選んだり…。神様などの場合は、布にスパンコールやビーズを仕込んで輝く仕様にするなど、「推し」の存在を感じられるような質感、シルエットにこだわっているという。
今回の投稿は笑ってもらえたらとの思いで投稿したため、思わぬ反響に驚いているそう。「子どもに作ったら喜びそうとの声も聞けてうれしかったです。全部100均で揃うので、図工としてもハードルが低く、試してもらえるのかなと思います」
(まいどなニュース・山脇 未菜美)