「飼い主が悪いんです」リビングの大惨事に…あちゃー!「ドアぶち破って持ってきたよ」いったい何が起きた?

「ワン達は悪くないです。飼い主が悪いんです。」

ボロボロ散り散りになったトイレットペーパーの”海”と化したリビングを映す動画がInstagramで話題になりました。

投稿したのは、かぼちゃ農家のRYOTA ABEさん(@olion0721)。ABEさんによると、飼っているゴールデンレトリバーのワンちゃんたちが玄関のドアを力ずくで引っ張り開けて、置いておいたトイレットペーパーをリビングまで持ち出しボロボロにしながら遊んでいるところを目撃…余りの”大惨事”に思わず撮影してしまったとか。動画にはワンちゃんたちが「やっちゃいました」と言わんばかりの表情を浮かべ、飼い主のABEさんを見上げる姿も映し出されています。そんな光景に驚く人たちや苦笑いをする人たちなどからコメントが殺到しました。

「楽しかっただろうな~」

「ドアぶち破って持って来たよ、、」

「ゴールデンを飼いたいと思いましたが、私には飼い主さんのようにはできなさそう 再考します。」

「てか、机の真ん中に穴が どうやって開けたのでしょう?」

「こんなんされても憎めないですよね」

「気持ち良い位のイタズラですねーこれなら諦め切れるw」

多くの人たちをくぎ付けにしたワンちゃんたちの大惨事。撮影時のことを、ABEさんに聞きました。

■トイレットペーパーの大惨事、4匹のゴールデン犬の仕業? 

--ボロボロ散り散りのトイレットペーパーの”海”と化したリビング…ABEさんのおうちにいるワンちゃんたちは何匹?

「ミントくん(10歳)、レオ(1歳)、アウラ(11カ月)、ライト(8カ月)の男の子4匹です」

--トイレットペーパーは玄関に置いてあったとか。

「そうです。撮影したのはリビングでそのドアを開けた先に玄関があるのですが、そこにトイレットペーパーを置いていました。ドアには玄関側から開けられないようにロックとひもで開かないようにしてるんですが…力ずくでドアを引っ張り開けて、ワンたちがトイレットペーパーをギザギザ、ボロボロにしたと思います」

--動画には、大きな穴が開いた机がありましたが、これもワンちゃんたちの仕業?

「はい…穴が開いた机はワンたちが一生懸命コツコツと開けた力作です。テーブルだけじゃなく壁も穴が開いてます…」

--何ともパワフルなワンちゃんたち…ABEさんに見つかってあくびをしてごまかしたり、尻尾フリフリしたりする2匹のワンちゃんの姿も。

「2匹は、アウラ、ライトです。おそらく本人たちは、『これ褒めてもらえるんだよね?』って感じでした。レオは絶対怒られる…って感じで。ミントくんはイタズラしていないと思います」

■飼い主「盛大にやったなあ」と掃除 ゴールデン犬は怒られず…!

--この後、どうなった?

「自分は笑いながら盛大にやったなあってワンたちをなでて掃除しました。これだけやったら諦めがつきました(笑)。トイレットペーパーは全然大したことなくて、壁を穴開けたり、カーテンぶち破ったり、テーブル破壊、ゴミ箱の中めちゃくちゃ、iPhone充電器10本破壊、商品のかぼちゃバイキング、お米盗み、いろいろよくやってくれてます(苦笑)」

--そんなワンちゃんたちはどんな子たちですか。

「最年長のミントくんは亡くなったミニチュアダックスが兄貴たちだったので、弱い者イジメはしない本当に優しい性格。ただ元気いっぱいな3匹とは関わりたくない感じです…。レオはとにかくミントくんが大好き。トイレ行くのも、寝るのも、いつも寄り添ってくっついている優しい子なんですが、元気いっぱいの弟たち(アウラ、ライト)にはしっかり礼儀を教えたり、一緒に遊んであげたりするリーダー的存在です!

そしてアウラは何でも興味深々で、結構一人で行動しちゃうタイプ。ただ下の弟ライトとしばし本気のケンカが多いものの、ちょっとずつ優しくなってきてるような気がします。ライトは生後4カ月目に僕が里親になって北海道に来ました。とにかく聞き分けのいい子で、まだまだみんなといっぱい遊びたいって気持ちが強すぎて、アウラにちょっかいかけてケンカしたり。でも一人で飛行機でやって来た子で、寂しくて不安で少しつらい感情を持っていたりすると感じます。まだまだ感情をコントロールできない時があるんですが愛情をかけて、兄貴たちの愛情も受け止めて優しい子に育てていきたいと思います」

  ◇  ◇

■飼い主は「かぼちゃ専門農家」 北海道と九州2拠点で栽培、年3回の収穫

RYOTA ABEさんこと阿部良多さんは、メディアにも取り上げられたことがあるかぼちゃ専門の農家を営んでいます。年に3回のかぼちゃの収穫を実現。住んでいる北海道と、九州の2拠点でかぼちゃを栽培しているとか。現在43歳、30歳の時に実家が米農家をやっていて後を継ごうと思って北海道に戻ってきたとのこと。ただ、父親と”大地が割れるようなケンカ”をして「自分でやってやる」と思い立ち、全国的にも珍しいかぼちゃ専門の農家になることを決意したそうです。

「農業経験もない自分に今何ができるだろうと考え、まずは労働時間で1番になってやると決め毎日20時間かぼちゃの作業をしつつも販路もなかったので、全国のスーパーや百貨店を飛び込みでかぼちゃを持って行き商談しました。しだいに百貨店で扱っていただけるようになって。現在は全国の高島屋、大丸などで扱ってもらっています」と阿部さん。

さらに「ただ北海道は冬の期間が長いので、今から4年ほど前から暖かい九州の福岡県上毛町でも栽培を開始。どうせやるなら日本初の年3回収穫をしようと思い、2週間に1回福岡に行って駆け巡り栽培を続けてきました。これまでの活動により、自分の住んでいる北海道赤井川村と福岡県上毛町がかぼちゃを通じて姉妹都市になろうとしてます。かぼちゃ作りも楽しいけど、町と町をつなぐのも楽しいです。今後は世界ともつながるように動いてます!」と話してくれました。

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)

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