動物病院から「柴犬」が何体も現れた!予想外の事態にビビる犬さん 「忍びの術師!?」
動物病院が苦手で、入り口でふんばって動かなくなる犬さんや、キャリーの中で鳴き出す猫さんも少なくありません。
この日、動物病院を訪れたのは、5歳になる柴犬の女の子、ももちゃん。先日も動物病院の待合室で、注射が怖くて鳴き叫んでいた他の犬さんを、他人事とは思えない視線で見つめる姿でも話題になった、表情豊かなワンちゃんです。そんなももちゃんが、とある事実に驚き、病院の入口の前でフリーズした姿がX(旧Twitter)で話題になりました。
■忍びの術師「柴犬」を錬成
「動物病院から何体もの自分が現れて固まった犬」とつぶやき、飼い主の柴犬もも (@momonosekaiii)さんがXにポストしたのは、病院の入口に設置された二重の自動ドアのガラスに映り込んだ、2匹の「自分」に固まる愛犬、ももちゃんの後ろ姿。目の前の2匹の「自分」を見つめてフリーズしているももちゃんの姿に、楽しいコメントが殺到しました。
「見てますね」
「ガン見してて可愛いな」
「えっ誰?て思ってるのかな」
「今日は混んでるのかな?」
「世界には自分のそっくりさんが3人いるから…」
「忍びの術師」
動物病院が苦手な上、実は「犬見知り」だというももちゃん。果たして、ももちゃんはドアの向こうの「2匹の柴犬(自分)」にビビらずに「病院」の中に入ることはできたのか?飼い主さんにお話を聞きました。
■ドアに映った犬の正体は「自分」
ーーももちゃんはガラスに映る2匹の「自分」を他のワンちゃんだと思い、犬見知りを発動して固まっていた感じだったのですか?
「自動ドアに映った犬が、まさか自分だということには気づいてないかもしれませんが、そもそも病院に入りたくないこともあり、フリーズしていたのかもしれません…。この日は事前に病院に行くことをももには知らせずに行きました。車で行ったので、もしかすると途中まで、大好きな公園に行くものだと思っていたかもしれません」
ーーももちゃんはすでに年内の予防接種や健康診断は終わっていたそうですね。この日はなぜ動物病院へ?
「3日ほど便秘気味でしたので、週末になる前に病院を受診しました。実は、受付をすませた後、待ち時間に病院の周りを散歩させていたのですが、その時に貯めていたものを出せました…」
■病院は苦手だけど、先生のことは大好き
ーー撮影後、ももちゃんは無事に病院に入れましたか?
「しばらく固まっていましたが、無事に中に入ることができました。その後、院内に他のワンちゃんがいたので、やっぱり犬見知りは発動していました(笑)」
ーーももちゃんは病院の先生のことは好きなのだそうですね。
「はい。優しい先生で、ももは先生のことが大好きです。でも病院は苦手なのでこの日もやっぱり診察中は震えていましたが、待ち時間に排便があったので、痛い治療もせずにすみました」
ーーよかったです!病院を頑張った後のももちゃんはいつも「おやつ」のごほうびをもらえるそうですね。
「この日も帰宅後、ごほうびのジャーキーをあげました」
◇ ◇
寒くなると人間もお腹や身体の調子が安定しないことがあるもの。その後のももちゃんのお腹の調子を飼い主さんに伺ったところ、「今は毎日元気にしています」とのことでした。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)