好みの温泉地がすぐ分かる! 行き先を決められない人のための温泉チャート 驚きや感謝コメントが続々 

寒さ厳しい季節。この冬は温泉旅行で身も心も温まりたいと思っている人は多いのではないだろうか。今、SNS上ではそんな人にぴったりの温泉チャートが大きな注目を集めている。

「いい風呂の日なので、行きたい温泉が見つかるチャートを作りました(新作です)」と件のチャートを紹介したのは温泉ライターの永井千晴さん(@onsen_nagachi)。

「温泉旅行でやりたいこと」「行きやすさ」「移動時間」など、個々の都合や趣向にあわせてうってつけの温泉地を選んでくれるこのチャート。温泉のプロ・永井さんが作ったものなので、その精度はこの上なく高そうだ。

今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは

「面白い!今日の気分は谷地や高湯♨️だった♪」

「素敵すぎる!温泉でゆっくりしてるとこ想像するだけで癒される~オススメの場所でのんびりできるように計画たてよー」

「まさに今行きたい温泉にたどり着きました(笑)」

など数々の驚きの声、感謝の声が寄せられている。

■温泉のプロに聞いた

永井さんに話を聞いた。

ーーこのチャートを作成した経緯を。

永井:2019年に初めて温泉チャートを作成し、そのときは20万いいねをいただきました。反響がありがたかったので、書籍を出すタイミングや雑誌に寄稿する際に何度か作成したのですが、しばらくその熱は落ち着き…。数年経って、私自身訪れた温泉地も増え、変えたいと思ったところがあったので新たに作成しました。ちょうど「いい風呂の日」という投稿のタイミングがあったのもよかったです。

ーーチャートに込めた工夫、こだわりを。

永井:これまで作成したチャートはほとんどが「はい」「いいえ」の質問によって構成されていましたが、「いいえ」を選び続けた先にある温泉地の魅力を届けられていないことが課題でした。今回新作を作るにあたり、マイナーチェンジではありますが、どちらの選択肢も魅力に見えるようテキストを作成したのがポイントです。

ーー投稿が反響を呼びました。

永井:このチャートフォーマットは本当に反響が強く、投稿するたびにいつも多くの声が寄せられるので嬉しい気持ちになります。2019年に投稿した際は有志の方に翻訳され、インバウンド旅行者にも届いていました。今回はChatGPTで診断アプリ化する方もいて、二次創作が生まれているのは大変ありがたいです。

◇ ◇

どこの温泉に行こうか悩んでいる方はぜひチャートをお試しいただきたい。

なお、今回の話題を提供してくれた永井さんがプロデュースを手がけるアイドル「おんせんし」が11月1日にデビューした。温泉の泉質から生まれたグループで、温泉地ごとの成分によってユニットメンバーの編成が変わるのが特徴。温泉ファン、アイドルファンの方はぜひこちらもチェックしていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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