40~50代の3人に1人「健康に気をつけてない」 2位「数値悪くない」、3位「病気かかったことない」…断トツの1位は
スリーエー・ライフ株式会社(東京都世田谷区)はモニター提供元の『ゼネラルリサーチ』が共同で、全国の40~50代の男女1005人を対象に「40代~50代男女の健康意識」に関する調査を実施しました。その結果、約3人に1人が「自身の健康に気をつけていない」と回答しました。また、その理由としては「面倒だから」が最も多かったそうです。
調査は2023年9月にインターネットで実施されました。
調査によると、全体の21.2%が「これまで大きな病気を患ったことがある」と回答。「大病を患った経験がある213人にその病名を複数回答で教えてもらったところ、「婦人科疾患」(16.4%)や「がん」(15.0%)などに回答が集まりました。
続けて、全回答者に「自分の健康についてどの程度気をつけていますか」と聞いたところ、約7割が「気をつけている」(かなり気をつけている13.1%・それなりに気をつけている59.3%)と回答した一方で、約3割が「気をつけていない」(あまり気をつけていない19.8%・まったく気をつけていない7.8%)と答えています。
そこで、「気をつけていない」と答えた277人にその理由を複数回答で答えてもらったところ、「面倒だから」(62.5%)がダントツで最多に。ほか、「健康診断の数値が悪くないから」(19.5%)、「これまで病気にかかったことがないから」(18.4%)といった回答が挙げられました。
他方、「大病を患ったことがあるものの、健康について気をつけている」と答えた964人に「健康のために行っていること」を複数回答で教えてもらったところ、「適度な運動」(53.0%)、「食生活の見直し」(49.7%)、「適度な睡眠」(42.2%)などが上位に並びました。
具体的には、「発酵食品や酵素を摂取したりマグネシウムフレークをお風呂に入れたりしている」(40代女性)、「適度な疲れを感じるまで運動することで良い睡眠が取れるよう心がけている」(50代男性)、「できるだけ野菜を食べるようにしている」(50代女性)といった意見が寄せられました。
ちなみに、全回答者に「直近の健康診断の結果」について聞いたところ、約半数が「良かった」(良かった12.6%・まあ良かった36.7%)、約3割が「悪かった」(少し悪かった26.2%・悪かった・4.5%・非常に悪かった1.6%)と回答。「覚えていない・健康診断を受けていない」(18.4%)という人は2割弱となりました。
なお、「診断結果が悪かった項目」について、健康診断の結果が悪かった324人に複数回答で教えてもらったところ、「コレステロール値」(51.2%)、「血圧」(31.8%)、「肝機能」(25.9%)などが上位に挙げられたそうです。
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【出典】
▽スリーエー・ライフ株式会社