シックスセンスラボ株式会社（福岡市中央区）の独自メディア『PURAVIDA編集部』は、全国の30歳～70歳以上の女性390人を対象に「出産後太り」に関する調査を実施しました。その結果、約4人に3人が「妊娠前と比べて出産後、体型に変化があった」と回答しました。また、変化した部分については、8割強の人が「下腹部」と回答したそうです。

調査は2023年10月にインターネットで実施されました。

はじめに、「妊娠前と比べて出産後の体重はどの程度の変化がありましたか」と聞いたところ、「プラス10キロ以上」（28.2％）、「プラス5キロ～9キロ程度」（25.6％）、「プラス3キロ～4キロ程度」（14.1％）などが上位に並び、「出産後太り」をされた人は約75％となりました。一方、「変化はなかった」（9.0％）と答えた人も1割弱見られました。

「出産後、体重が増えた」と答えた人に「体重が増えた原因」を複数回答で答えてもらったところ、「運動不足」（61.4％）が圧倒的に多くなったほか、「加齢による基礎代謝の低下」（38.9％）、「出産後、食欲が増した」「育児ストレスによる過食」（いずれも28.7％）、「女性ホルモンの減少」（20.1％）といった回答が挙げられ、出産年齢の高齢化の影響がうかがえる結果となりました。

さらに、全体の74.1％が「妊娠前と比べて出産後は体型に変化があった」と回答。そこで、「変化があった」と答えた人に「体型が変化した部分」を複数回答で教えてもらったところ、「下腹部」（84.8％）や「ウエスト」（74.7％）に回答が集まりました。ほか、「お尻」（58.5％）、「太もも」（48.1％）などを合わせると、下半身の答えが圧倒的に多くなっています。

では、変化した部分を元に戻せるとしたらどの部分を戻したいと考えているのでしょうか。この質問に対しても複数回答で答えてもらったところ、「下腹部」（58.5％）が多数を占めたほか、「ウエスト」（34.9％）、「お尻」（18.7％）、「太もも」（14.8％）と続きました。

ちなみに、「産後の体重が増えたり体型の変化を感じた時、ダイエットしましたか」と複数回答可で聞いたところ、「ウォーキングなど日常でできる運動をした」（34.6％）や「食事量を減らした」（29.4％）といった回答が上位に挙げられたものの、「何もしなかった」（38.6％）と答えた人が4割弱で最多となったそうです。

調査結果から同メディアは、「これは産後の子育ての忙しさに原因があると思われます。食事や運動など日常でできるダイエット法を選ばれた方が多いのも、子育ての忙しさが関連しているのかもしれません」と推察しています。

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【出典】

▽シックスセンスラボ株式会社・PURAVIDA編集部調べ