【東京23区の保育園に入りにくい駅】3位は「本所吾妻橋駅」 ツートップは「江戸川区の駅」

スタイルアクト株式会社(東京都中央区)は、同社が運営する不動産情報サイト『住まいサーフィン』にて、東京23区における「保育園に入りにくい駅ランキング(2024年度入園版)」を発表しました。その結果、東京都区部で認可保育園に入りにくい駅の1位は「篠崎駅」(江戸川区)でした。また、認可保育園に入りにくい行政区は「江戸川区」が1位だったそうです。

調査は、待機児童数の潜在需要を把握するため、各行政区に対して町丁目毎の0歳児人口の調査を行い、0歳児人口の総数を最大需要と推計し、さらにそれらを駅単位で集計。2024年4月時に0歳児の保育所潜在需要がどの程度になるかを推計し、認可保育園に入所しにくい駅、しやすい駅を調査したといいます。

なお、待機児童数は、「各駅の0歳児の人口」から「各駅の認可保育所を中心とし、区が定める基準を満たす保育サービスを提供する専用施設の0歳児定員」を引いて算出しています。

調査の結果、「0歳児定員数」は、全体的に増加傾向(10月時点/前年比+0.3%)であったものの、ワースト30駅中12駅で減少が見られました。

続けて、「0歳児の認可保育園に入りにくい駅ランキング」を見ると、1位「篠崎駅(江戸川区)」(12.56倍)、2位「西葛西駅(江戸川区)」(10.85倍)、3位「本所吾妻橋駅(墨田区)」(9.46倍)と、前年と上位2駅の顔ぶれに変化は無いものの、3位の「本所吾妻橋駅」は二つの園で0歳児の受入れがなくなり定員数が46.7%も減少、ランク外からワースト3位へ浮上しました。

以下、4位「一之江駅(江戸川区)」(7.74倍)、5位「菊川駅(墨田区)」(6.90倍)、6位「葛西駅(江戸川区)」(6.27倍)、7位「瑞江駅(江戸川区)」(6.22倍)、8位「小岩駅(江戸川区)」(5.83倍)、9位「西大島駅(江東区)」(5.53倍)、10位「大森町駅(大田区)」(5.27倍)と続き、ワースト30のうち、江戸川区の駅が7駅となりました。

また、「0歳児の認可保育園に入りにくい行政区ランキング」では、1位「江戸川区」(7.85倍)、2位「大田区」(4.16倍)、3位「江東区」(3.61倍)、4位「荒川区」(3.60倍)、5位「台東区」(3.58倍)、6位「足立区」(3.46倍)、7位「世田谷区」(3.45倍)、8位「墨田区」(3.39倍)、9位「中央区」(3.30倍)、10位「渋谷区」(3.18倍)という結果になりました。

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