「滋賀には琵琶湖以外何もないのかぁぁ!?」翔んで埼玉で「滋賀の知名度不足」が話題、水は生きるため欠かせないけど…
滋賀県は、11月23日公開の映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」で滋賀が重要な舞台となることを受け、「滋賀愛」にまつわるエピソードを県内外から募集する。知名度不足から「琵琶湖以外何もない」との声もある中、映画に合わせて地域の魅力を掘り起こし、PRにつなげる。
映画は、地域を「ディスる(けなす)」描写などが話題となった作品の続編。今回は関西が主な舞台となり、県内のスポットや県民になじみ深い「滋賀ネタ」が多く登場する。
県は、映画をPRの好機ととらえ、ウェブアンケート「琵琶湖以外は何もないのか!?」を企画した。滋賀の魅力ある場所、もの、人に関するエピソードを200字以内で記述してもらう。12月15日まで県ホームページの「しがネット受付サービス」から応募できる。
三日月大造知事は定例会見で「食べ物や訪れる所、人の優しさなどそれぞれの視点で回答してほしい」と呼びかけた。ただ、自身が何を選ぶかを聞かれると「『琵琶湖しかない』と言われるが、生きるために欠かせない他にはない魅力。そういう意味で琵琶湖と答える」と述べた。
映画を巡っては、1作目からディスられている埼玉県も、「本当に『ダさいたま』!?」と銘打った意見募集を10~11月に行っている。
(まいどなニュース/京都新聞)