「何で猫入っとるとー??」洗って干していただけの、ご飯も入ってない捕獲器に勝手に入っていた野良さん その名は「イケメンくん」
野良猫の捕獲、「さあ!今日こそ捕まえるぞ」と思って、捕獲器の中に豪華な食事やおやつを入れておいても空振りに終わることもあります。しかし、数々の猫を保護したちまきなころんさん(@chimakinakoron)にも稀有な経験がありました。
「我が家には色んな経緯で保護された子がいますが、この子は… 洗って干していただけのご飯も入ってない捕獲器に勝手に入っていた子です。朝、さて直そう!と思ったら…何故か『猫おるやーん』ってなりました。」とXに投稿。
リポスト欄には、
「今日からお世話になります。よろしくニャン。ってトコなんでしょうね」
「桜猫です、一点物です」
「自分から保護されに来るスタイル」
など、たくさんの反響があり、「いいね」は3.5万件にもなりました。
ちまきなころんさんにお話を聞きました。
■空っぽの捕獲器に猫が!?
イケメンくん(推定1歳くらい・オス)は、福岡県在住のちまきなころんさん(@chimakinakoron)が、別の保護活動で使用した捕獲器をきれいに洗って乾かすために敷地内に干していたら、翌朝、捕獲器の中に入っていた。もちろん、捕獲をするつもりはなかったので、、中にはごはんもおやつも入っていなかった。そもそも、この捕獲器は小サイズで子猫等に使うものだった。
「見た瞬間、思わず『なんで猫入っとるとー?』(博多弁)(どうして猫が入ってるの?)(笑)と叫んでしまいました。」
■我が家を選んできてくれたのかもしれない
それでも保護活動をしている身、ちまきなころんさんは、知らん顔をするわけにも行かず、ウイルス検査と去勢手術に連れて行った。
「通常は里親さん探しをして、新しい家族に繋げていくのですが、この子は我が家を選んで来たのかもしれないと思い、現段階では我が家に居候しています。」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)