ごみで出すビンのシール剥がす問題、ごみ清掃員芸人の優しすぎる答えとは→「これ衝撃!」「めちゃくちゃ有益」
見覚えのあるラベルシールのついたインスタントコーヒーの空きびん。その横にラベルを剥がした後と思われる同じびん、そして粉砕後と見られる塊の画像。
「質問の多いびんのシールについてお答えします。おはようございます。ゴミ清掃員の滝沢です。地域によっては写真のように剥がして欲しいという自治体もありますが、多くの自治体は、洗ったり、砕いたり、熱処理する過程でシールが剥がれます。なので剥がさなくても大丈夫です!お湯とかで剥がしてくれてありがとうね!回収する時にお気持ちに気付いています!」マシンガンズ滝沢さん(@takizawa0914)のXへの投稿が、大いに反響を呼びました。
滝沢さんも「質問の多い」と切り出している通り、シールを剥がすべきかどうか悩んでいる人は多いようで、こんなコメントも。
「(ラベルが)剥がしやすいとリピ買いするレベルで気にしてた」
「ネスカフェのインスタントコーヒーガラスびんはラベルの糊がガラスにへばり付かず、手でも簡単に剥がれる仕様。メーカーも色々考えて作ってるんだな…」
購入時点に「剥がしやすいから買う」と、気にしている人まで存在することが発覚しました。
■コメント欄には歓喜の声がずらり!
「おー!これ私も悩んでた。剥がさなくていいのは嬉しい」
「これ衝撃ですよね。見えない家事が一つ時短になりました」
「そうなんだ!もう剥がさない!地味で面倒な仕事だったんだよねぇ」
「格闘の時間が報われます」
リポストには「教えてくれてありがとう!」の感謝と歓喜の声が殺到しています。
中には、できるだけ剥がそうと涙ぐましい努力を重ねるも、報われないままゴミ出しせざるを得なかった人々も多かったようで、
「剥がせない時、ちょっと後ろめたかった」
「気持ちが楽になりました」
「これで心置きなくそのまま出せます」
安堵の声も多数、届きました。
また、市販のシール剥がしスプレーを使ったり、水やお湯で漬け込んだりと、これまでの苦労話についての書き込みも多く、
「ひと晩水に浸けて必死で剥がしてた」
「シールをとるために水道水を使いすぎる方がエコじゃない」
「剥がせなかった時は敗北感」
思わず「わかるわ~!」と共感できるコメントも続々アップされています。
さらに、「自治体によってずいぶん違うんですよね」「自治体のルール見てみます」と、自治体ごとに取り組みが異なることへの呼びかけについても、しっかり反応。
また、シール剥がすか、剥がさないか問題が解決されただけでなく、滝沢さんからの「回収する時にお気持ちに気付いています!」という、ファンサさながらのメッセージに「コメントが暖かい…」「お互い気持ちが通える捨て方したいなと思いました」と、癒やされる人も続出している模様。
今回の投稿者、マシンガンズ滝沢さんは、芸人としてのかたわら、ゴミ清掃員として働きながら『ゴミ清掃員の日常』(講談社)『このゴミは収集できません』(角川文庫)『ごみ育』(太田出版)など、多くの著作を上梓。2020年には環境省の「サステナビリティ広報大使」第一号に任命され、今やゴミ研究家としても活躍されています。
特にゴミ出しが増える年末に向けて、知っておきたいゴミ情報が盛りだくさん! マシンガンズ滝沢さんの投稿から目が離せません。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・みやなお)