暖房器具を使用していて困ることは「電気代が高い」が最多→「電気代を考慮して暖房器具を我慢した」7割強

株式会社一条工務店(東京都江東区)は、全国の10~70代以上の男女829人を対象に「冬の自宅内の寒さ・乾燥に関する意識調査2023」を実施しました。その結果、エアコン暖房を使用していて困ること・心配なことは「電気代が高い」が最多となりました。また、7割強の人が「電気代を考慮して暖房器具をつけるのを我慢したことがある」と回答したそうです。

調査は2023年10月にインターネットで実施されました。

調査によると、「自宅で暖房器具を使用する際の困りごと・心配なこと」は、「電気代が高い」(76.6%)が最多に。暖房器具として「エアコン」を使用している653人に限ると、84.7%が「電気代が高い」と回答。また、7割以上の人が「電気代を考慮して、暖房器具をつけるのを我慢することがある」(よくある26.1%・たまにある48.5%)と回答しています。

続けて、「冬場、自宅内で寒いと感じる場所」を複数回答で答えてもらったところ、「脱衣所」(67.1%)、「浴室」(58.1%)、「玄関」(54.9%)などが上位に。

さらに、「自宅内の寒さが原因で億劫になる家事」については、「皿洗い」(46.1%)、「浴室の掃除」(41.9%)、「洗濯」(38.1%)など、水まわりの家事が挙げられました。

なお、7割以上の人が「自宅内の寒暖差で、ご自身またはご家族のヒートショックが心配」(とても心配27.3%・やや心配47.3%)と答えています。

そこで、「家の断熱性を高めるため、リフォームをしたいと思いますか」と聞いたところ、半数近くの人が「リフォームをしたいと思う」(とてもそう思う20.4%・そう思う26.4%)と回答。ちなみに、「リフォームをしたいと思う」と答えた388人のうち、14.4%が「今後1年間でリフォームをする予定がある」と回答しました。

ちなみに、「自宅内で断熱リフォームをしたいと思う場所」を複数回答で答えてもらったところ、断熱リフォームの希望者(388人)、今後1年以内にリフォームをする予定がある人(56人)いずれも「窓」(希望者63.7%・予定がある人55.4%)が最多となりました。

   ◇  ◇

次に、「冬場の自宅の乾燥」について調査をした結果、約9割が「自宅内の乾燥が気になることがある」(よくある53.1%・たまにある34.3%)と回答。

「自宅内の乾燥が気になることがある」と答えた724人に「自宅内で乾燥が気になるとき」を複数回答で答えてもらったところ、特に「暖房している時」(61.5%)、「起床時」(61.2%)などに回答が集まりました。

さらに、「自宅内が乾燥していると気になること・困ること」では、「喉の痛み​​」(64.8%)、「肌荒れ​​」(54.6%)などが上位に挙げられており、実際に約3割の人が「昨年の冬、自宅内の乾燥が原因で、体調を崩したことがある」(33.2%)と答えており、自宅内の乾燥により、健康的な生活に影響を及ぼす可能性があることがうかがえました。

そこで、「自宅で加湿器を使用している」と答えた414人に「加湿器の手入れ・掃除の頻度」を聞いたところ、「1カ月に1回」(29.5%)、「2週間に1回」(15.7%)、「1週間に1回」(22.5%)など約7割が「1カ月に1回以上」手入れ・掃除をしていることが分かりました。

また、「加湿器の水を交換・補充する頻度」については、「1日に1回」(45.4%)が最多となったそうです。

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