「住まいが被災したとき」最初にすることは? 片付けよりも大事…「罹災証明書」や「損害保険」の申請のために
住まいが災害による被害を受けたときは、一刻も早く片付けをしたくなるかもしれませんが、「その前にやっておきたい大切なこと」があるそうです。能登半島地震の発生を受けて、内閣府政府広報オンラインの公式X(ツイッター)アカウント(@gov_online)が投稿しています。
同アカウントによると、災害で住まいが被害を受けたときに最初にすることとは「被害状況を写真に撮ること」。市町村が発行する罹災証明書や損害保険の申請の際に、被害の詳しい記録が役立つのだそうです。
なお、写真を撮るときには以下の3つのポイントがあるそうです。
▽ポイント1:家の外をなるべく4方向から撮りましょう。
▽ポイント2:水害の場合は浸水の高さも撮影しましょう。
▽ポイント3:家の外側だけでなく、家の中の被害箇所も可能なかぎり多く撮影しましょう。
なお、家の中を撮るときは、被災した部屋ごとの全景や、被害箇所の「寄り」の写真も大切だそう。「システムキッチン」「洗面台」などの住宅設備や、家電・自動車などの被害状況も撮影するように説明しています。
また、同アカウントでは注意事項として、「津波警報・注意報が解除されるまでは、絶対に自宅などに戻らないでください」「倒壊のおそれのある家屋、土砂崩れのおそれのある場所には絶対に近づかないでください」と呼びかけています。
政府広報オンラインのホームページでは、「電気やガスを復旧させるとき」「水道やトイレが使えないとき」「片付けや修復作業をするとき」の注意点などについても紹介しています。
出典:政府広報オンライン「住まいが被害を受けたとき 最初にすること」