「あるでないで」「えらしい」「け」「やお」…47都道府県別「自県の好きなご当地言葉」って?

それぞれの土地で培われ、受け継がれてきた「ご当地言葉」。そんなご当地言葉には、共通語にない微妙なニュアンスや感情を表せる便利なフレーズがいろいろあるといいます。

ソニー生命保険株式会社(東京都千代田区)は、全国の20~59歳の男女4700人(各都道府県100人)を対象とした「第9回 47都道府県別 生活意識調査」を2023年11月にインターネットで実施しました。そのなかで「自県の好きなご当地言葉」を聞いたところ、以下のようなご当地言葉が寄せられました。調査結果から一部をご紹介します。

【北海道・東北】

「なまら(とても・すごく)」(北海道)、「あずましい(気持ち良い)」(青森県)、「おでんせ(おいでください)」(岩手県)、「け(来て、食べて、かゆい)」(秋田県)、「いずい(しっくりこない)」(宮城県)

【関東】

「ごじゃっぺ(いい加減、間抜け)」(茨城県)、「だんべ(○○でしょ)」(群馬県)、「おっぺす(押す)」(千葉県)、「べらんめえ(ばかやろう)」(東京都)

【北陸・甲信越】

「そいがー(そうなの)」(新潟県)、「なーん(全然)」(富山県)、「ほやって(そうだよ)」(福井県)、「ごしたい(疲れた、だるい)」(長野県)

【東海】

「やお(〇〇だよ)」(岐阜県)、「だら(〇〇でしょ?)」(静岡県)、「やっとかめ(久しぶり)」(愛知県)

【近畿】

「いかい(大きい)」(滋賀県)、「べっちょない(大丈夫)」(兵庫県)、「ほんだら(そうしたら)」(奈良県)

【中国・四国】

「がいな(大きい、すごい)」(鳥取県)、「たいぎい(面倒くさい)」(広島県)、「しあわせます(うれしく思います)」(山口県)、「あるでないで(あるじゃないか)」(徳島県)、「まんでがん(全部)」(香川県)

【九州・沖縄】

「がんばらんば(頑張ろう)」(長崎県)、「あとぜき(ドアを閉めること)」(熊本県)、「えらしい(可愛い)」(大分県)、「わっぜ(とても)」(鹿児島県)、「はいさい(こんにちは)」(沖縄県)

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