防災グッズの持ち運び…100均の「小物整理ケース」はいかが 警視庁が紹介「頑丈で物の出し入れもしやすく、場所もとらない」
災害に備えて、自宅に「非常持ち出し袋」を用意している家庭もあるでしょう。それとは別に、バッグの中に収納して持ち歩く「防災ポーチ」を備えておけば、出先で災害にあった時に役立ちます。警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)では、「いざ」という時に備えた必要な防災グッズを収納するケースを紹介しており、1万5000件以上の「いいね」を集めています。
■「平たいプラスチックケース」が頑丈で出し入れしやすい!
普段使いのバッグの中にも防災グッズを携帯しておけば、外出先で災害にあった時に重宝します。内閣府の「災害の備え、何をしていますか」というホームページでも、「家庭で準備する備蓄」の事例として、「普段から、バッグの中にも急場がしのげる必要最小限の防災グッズを携帯」することを推奨しています。
ただ、こまごまとした防災グッズをどう収納すればよいのか迷うところですよね。同アカウントの投稿では、「平たいプラスチックケース」をおすすめしています。特に100円ショップなどで売っている「小物整理ケース」や「ファイルケース」も良いのだとか。頑丈な上、透明なので中身の確認もしやすい点がポイント。「出し入れしやすい」「それほど場所も取らない」というところもおすすめのようです。
■防災グッズは何を用意したらいいの?警視庁の収納品の例
防災グッズはどのようなものを用意したらいいのか、パッと思いつかない方も多いのでは。同アカウントの投稿では収納品の例として以下のものを紹介しています。
①携行食(ようかん)②圧縮タオル③ホイッスル④絆創膏⑤綿棒⑥常備薬⑦耳栓⑧コンタクトレンズ⑨歯ブラシ・歯磨き粉⑩ボールペン⑪エチケット袋⑫マスク⑬ゴム手袋⑭携帯ポンチョ⑮現金⑯ウェットティッシュ⑰付箋⑱テレホンカード⑲箸⑳シリコンコップ㉑ビニール袋
これらの21点が縦25cm、横19cm、厚さ2.8cmのB5サイズのプラスチックケースに収納されている写真が掲載されています。
投稿へのリプライでは、「これだと確かに型崩れしませんね」「私も全く同じ事をやってます」などの声が集まっています。季節や人によって用意するべき防災グッズの中身はさまざま。外出先での「いざ」に備えるためにも、携帯用の防災グッズも準備するようにしましょう。
▽出典
・警視庁警備部災害対策課公式アカウント
・内閣府 防災情報のページ「特集 災害の備え、何をしていますか」