空き家にいた姉弟猫 わがままお姉ちゃん猫とおっとり弟、保護主の元で甘えん坊に
みつはちゃん(メス・3歳3か月)とちゃちゃまるくん(3歳3か月・オス)は、姉弟。奈良県内の空き家で母猫と一緒に暮らしていた。2020年9月、ボランティアによって3匹とも保護され、みつはちゃんとちゃちゃまるくんは、11月に滋賀県在住のNさんに迎えられた。母猫は預かりボランティア宅で暮らしている。
Nさんは、2匹を迎える前、さつきちゃんとめいちゃんという保護猫を、同じボランティアから譲り受けていた。しかし、残念なことに1歳の誕生日を前にして虹の橋を渡ってしまったという。
「非常にショックを受けていたのですが、みつはとちゃちゃまるは、さつきとめいを託してくれた保護主さんの元からやってきました。さつきとめいが保護された場所でみつはとちゃちゃまるも保護されたので、生まれ変わりのように思っています。」
■わがままお姉ちゃん猫とおっとりした弟
みつはちゃんとちゃちゃまるくんは、姉弟ふたり一緒に迎えたこともあり、初日から仲良くくっついて寝ていた。
「落ち着いていて、ほとんど手はかかりませんでした。みつはは、映画『天気の子』の三葉にちなんだ名前で、ちゃちゃまるは、当時人気だった『あつまれどうぶつの森』のちゃちゃまるという人気キャラクターと同じ名前にしました。」
みつはちゃんは、”お三毛様”特有のわがまま娘だが、撫でるとすぐにゴロンとなって甘えてくる甘えん坊でもある。おしりポンポンが大好きで、クッションを運んで部屋の模様替えもする。ちゃちゃまるくんは、マイペースでおっとりした性格。とにかく食いしん坊でよくごはんを催促する。
「ちゃちゃまるは、寝起きでちゅ~るに気づくのか検証する動物スクープ100連発のテレビ番組に出演しました。起きて2秒でちゅ~るを食べました(笑)」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)