「枯山水」に足跡を残し、伸びをする猫さん 「これは…枯にゃん水」芸術的な猫さんに感動
「枯にゃん水」
猫のハッシュタグと共にポストされたのはなんとも風情のある猫ちゃんの写真です。日本のお寺のお庭によく見られる、水を使わず砂や石などで山や水の景色を表現した「枯山水」。そんな枯山水のお庭に飛び込み伸びをする1匹の猫ちゃん。まさにこれは「枯にゃん水」ですね。
ポストされた、さか(@yasuyuki_saka)さんもうまいこと言ったなという感じです。
「風情がありますにゃ」
「芸術家だ」
「これも一つの芸術」
「許す!」
芸術的な猫ちゃんに対して、絶賛の声が多数寄せられました。枯にゃん水のポストをされた、さかさんにお話を聞きました。
ーーこちらの写真はいつ頃どこで撮影されたのですか?
「2021年の12月の朝、詳しい場所は書けませんが、広島県のとあるお寺の駐車場で撮りました」
ーーお寺で一緒に暮らしている猫ちゃんなのでしょうか?
「そうです、お堂の目立たない場所に猫小屋があります」
ーー他にも猫ちゃんたちがいるのでしょうか?
「僕が訪れたときは、他に3匹ほどいました。実際はもっといるかもしれません」
ーー「枯にゃん水」を見た時の率直なご感想は?
「最初見たときは感動しました。実はここは、お庭ではなくお寺の駐車場なのです、最初は猫がいなくてガレージだけ撮ってたのですが、猫がいるのを知り、ここに猫がいたら面白いなと思い少し待っていたら写真の子がやってきました」
ーーそれで、撮影しようと思ったのですね?
「特に何も考えずにカメラに収めました、猫がいたらなんでも撮る習性があります」
ーー今の活動を始めたきっかけは?
「猫を撮り続けて35年くらいになります、猫写真のフォトコンテストが当時あって、それに応募するために猫を撮ったのが最初です」
ーーこれまで撮影された写真の中でお気に入りの写真はありますか?
「昔、カメラ雑誌のフォトコンテストでグランプリを取った写真です、賞金とカメラ一台頂きました」
さかさんが撮影した写真は、カレンダーにもなっています。『まちかどの猫カレンダー2024』は、Amazonや大型書店で販売しているとのことです。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・今田 哲平)