「AIかと思ったwww」デカすぎるおでんの卵にネットざわつく→正体に「火通るのか?」「味は?」質問殺到
ある家庭の食卓に登場したおでんの写真がSNS上で大きな話題になっています。写真には土鍋の中で存在感を放つ、重量級サイズのゆで卵が。投稿に対する「いいね」の数は6.9万を超えており、ネットユーザーは「なにこれ」「でかい」「AIが作った画像かと思ったwww」「火は通るのか?」「味は?」とざわついています。
■投稿者「未知の食材…ワクワク」
X(ツイッター)に写真を投稿した「ダイオウイカ」さん(@daiouika0316)によると、ゆで卵の正体はエミューの卵。昨年12月に知人からお歳暮としてもらいました。1つの重さは平均で600g前後あるといわれており、通常の卵の約10倍にもなります。
茹で時間は約1時間。送り主から調理方法を教わっていたため、扱いに戸惑うことはなかったそうで、「むしろ未知の食材へのワクワクで楽しかったです」。
黄身の味は「クリーミーな感じの舌触りと味わいでバサつきはなかったですし、臭みもないです。マヨネーズで例えるならカロリーハーフ的な感じですね」。一方の白身は「鶏の卵に比べ、やわらかく透き通るような色合いでプルプル。卵の白身味のやわらかいゼリーのようでした」。
お子さんも巨大なゆで卵には喜んだようで、「テンションが上がって、会話を楽しみながら食事ができました」。
普段から鶏が好きで、鶏に関する動画配信も行うダイオウイカさんは、「鶏の卵は与えるエサや飼育環境などの違いで味や色、弾力などが変わり、さまざまな種類のこだわり卵が販売されています。エミューもエサや飼育方法次第で、よりおいしく栄養価が高い卵が作れるのかも知れません。エミューの卵を使ったマヨネーズなどが出てくるといいなと思います」とし、いつか機会があれば別の料理にもチャレンジしたいと話しました。
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エミューの卵は1個5千円前後。ネット通販などで販売しています。また熊本県菊池市ではふるさと納税の返礼品に採用しています。
エミューはヒクイドリ目、エミュー科の鳥類。「鳥類の中ではダチョウに次いで体が大きく、飛ぶことは出来ません。雌は産卵すると巣を離れ、抱卵、育雛は雄のみで行ないます」(よこはま動物園ズーラシアの公式サイトより引用)。
(まいどなニュース・金井 かおる)