【カードローン】初めてを借りる際に「怖さを感じた」約7割…「きちんと返済できるか」「返済できないときにどうなるか」
みなさんは、「カードローン」の利用についてどのようなイメージを持っていますか。カードローンの利用経験がある全国の10~60代以上の男女207人(男性139人/女性68人)を対象に「初めてのカードローン利用」に関する意識調査を実施したところ、約7割の人が「初めてカードローンを借りる際に怖さを感じた」と回答しました。その後、実際にカードローンを借りてみた感想については、「簡単かつ便利で助かった」が最多となったそうです。
株式会社ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が運営する、ビジネス上の問題解決を考えるメディア『Biz Hits』が、2023年10月にインターネットで実施した調査です。
調査によると、全体の約7割が「初めてカードローンを借りる際に怖さを感じた」(とても感じた30.9%・まあ感じた40.6%)と回答しました。
そこで、「初めてカードローンを借りる際に怖かったこと」を複数回答で教えてもらったところ、1位は「きちんと返済できるか」(53人)でした。以下、2位「返済できないときにどうなるか」(26人)、3位「金利が高いのではないか」(18人)、4位「周囲にバレないか」(17人)と続き、返済について心配していた人が多いことが分かりました。回答者からのコメントは以下の通りです。
【1位:きちんと返済できるか】
▽お金が足りなくて借りているため、本当に返済できるのか不安(20代女性)
▽「返済できるのか」という不安(30代男性)
▽期日にきちんと返済できるかどうか、不安になった(40代女性)
【2位:返済できないときにどうなるか】
▽返済できないときに、脅されるのではないかと感じました(30代男性)
▽サラ金や闇金など、「取り立てが怖い」というイメージがあった(50代男性)
▽銀行以外のところからカードローンを申し込んだら、取り立て屋から借金の返済を迫られるのではないかという恐怖があった(20代女性)
【3位:金利が高いのではないか】
▽若かったので、金利がいくらつくのか予想できなかった(20代女性)
▽カードローンの「金利が高い」というイメージ(30代男性)
【4位:周囲にバレないか】
▽職場に電話がかかってきたときに、バレるんじゃないかと怖かった(20代女性)
▽「家族にバレないか」「職場に電話がかかってこないか」が怖かった(30代女性)
▽知人や親など、周囲にバレること(50代男性)
◇ ◇
では、実際にカードローンを借りたあとはどのような感想を持ったのでしょうか。複数回答で答えてもらったところ、1位は「簡単かつ便利で助かった」(90人)でした。次いで、2位「返済が大変で後悔した」(61人)、3位「きちんと返済すれば怖くない」(27人)などが上位に挙げられています。
回答者からは、「スピード融資がとても助かりました」(20代男性)、「クセになり節約できなくなったため、『なんで借りたのだろう』といまだに後悔している」(20代女性)、「返済計画がしっかりしていれば問題ない」(30代男性)といった声が寄せられました。
ちなみに、「カードローンを利用した理由」を複数回答で教えてもらったところ、1位「趣味・娯楽で使いすぎた」(38人)、2位「まとまった出費があった」(35人)、3位「生活費が足りない」(34人)、4位「収入が減った・なくなった」(33人)という結果になりました。回答者からのコメントは以下の通りです。
【1位:趣味・娯楽で使いすぎた】
▽趣味でお金を使いすぎたから(20代男性)
▽旅行のしすぎでお金がなかった(20代男性)
▽遊興費にお金を使ってしまったため(30代男性)
【2位:まとまった出費があった】
▽小遣いよりも高い買い物をする必要があったため(40代男性)
▽車の事故で、修理などが必要になったから(20代男性)
▽突然義父が亡くなって、葬儀費用のうち、葬儀当日に現金で支払う分を用意する必要があった(30代女性)
【3位:生活費が足りない】
▽物価高騰で、生活が苦しくなったため(30代女性)
▽都会で生活を続けていくために、使わなければ厳しい状態でした(30代男性)
▽生活費が足りず、安易な気持ちで利用した(40代男性)
【4位:収入が減った・なくなった】
▽病気で仕事を辞めて、金銭的余裕がなくなったので借りました(20代男性)
▽解雇されて収入が途絶え、公共料金が払えなくなったから(30代女性)
▽収入は減ったけれど、ローンは返済する必要があったからです(40代女性)
◇ ◇
【出典】
▽株式会社ビズヒッツ
関連ニュース
-
カードローンの使い道は6割が「生活費」 後悔した点は…「金利分がもったいなかった」「返済が大変だった」
-
邪魔なWEB広告を撃退!?紛らわしい「×」ボタンを間違いなく押してくれる装置が誕生 発明者が明かす開発秘話「役に立つかはギリギリ」
-
USB端子の種類が増えすぎた結果→「繋いだのに動かない!?」USBあるあるが話題 Type-AとかType-Bとか…もうワケわかんねえよ!
-
能登半島地震、高齢者らの災害関連死をどう防ぐか 進められる「2次避難」…孤立集落は集落単位で ためらう被災者に配慮を【豊田真由子が解説】
-
末っ子あるある?「ごめん寝」で眠る赤ちゃん、兄に起こされても二度寝する姿に「可愛い」「2人目はたくましい」と話題