避難所の炊き出し、2つの汁椀をこぼさずに運ぶには!? 簡単な裏技を警視庁が伝授
能登半島地震を受けて防災への関心が高まる中、警視庁災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)では、災害時に使えるアイデアを日々発信しています。避難所生活などで「炊き出し」が提供されることもありますが、汁物はこぼれやすくて、なかなか持ち運びが難しいもの。2つの汁椀を炊き出し場所から運ばないといけないとき、どうすればよいでしょうか。おすすめの方法を警視庁が紹介しています。
■炊き出し場所から2つの汁椀を運ぶ方法とは…
①袋の片側に1つを寄せて入れます。
②器にピッタリなサイズになるまでひねります。
③もう片方に2つ目の器を入れると完成です。
※コップと比較すると、汁椀は底が浅く不安定になりやすいので、もしお弁当など平らになるものも一緒に持っているときは、上に乗せて支えるようにすると良いとのこと。
実際の投稿では写真付きで解説しており、スーパーのビニール袋のようなものを活用しています。ビニール袋という比較的手に入りやすいもので、一手間を加えることで上手く運べれば良いですよね。避難生活での「貴重なご飯」をこぼして無駄になどしないように、ぜひ試してみたいものです。
また、多くの役に立つライフハックに対して「こういう知恵ってどうやって編み出しているの?」というコメントも届いているそう。「ダンボールを使ったトイレの作り方」などの地震などの災害時に助かるものから、「毛布をコートのように着て温かく過ごす方法」などの日常にも試してみたくなるアイデアまでさまざま投稿されている、合わせてチェックしてみましょう。
▽出典:警視庁災害対策課公式X/炊き出し場所から2つの汁椀を運ぶ方法