「通勤女性のランドセル」キャサリン妃も愛用、パリ発ブランドバッグが日本で話題「他人と被っても使いたい」
イラストレーターとして活躍する「いずいず」さんが自身のX(@iziz_1984)に投稿した漫画が注目を集めています。街なかで頻繁に目にするブランドバッグを「まるで通勤女性たちのランドセルのよう」と評し、人気の理由を探ったもの。SNS上で「たしかに所持率高い」「通勤電車でよく見る」などの反応が上がったバッグは、イギリス王室のキャサリン妃も愛用する逸品でした。
■電車の中でよく見るバッグ、人気の理由は?
いずいずさんが「電車や街で本当によく見る」というバッグは、1948年にフランス・パリで創業したブランド「ロンシャン」が手掛ける、ルプリアージュシリーズ。ショルダーバッグやハンドバッグなど、豊富なサイズやカラーバリエーションを展開しています。
通勤バッグとして使う人の多さから、いずいずさんは「まるで通勤女性たちのランドセルのよう」だと表現。人気の理由については、本体部分はナイロン素材で軽量なことと、持ち手部分が本革のため「きちんと感」が出るからではーーと分析しました。4ページの漫画にまとめて自身のXに投稿すると、9300件を超える「いいね」がつくほどの大きな反響を呼んでいます。
愛用者たちからは「たしかに働く女性のランドセルだ」「大小持ってます」「3つ持ってる」「軽さは重要」「もう重いバッグに戻れない」「他人とかぶっても使いたい」「ガシガシ使えるのがいい」「開けやすい」「PCも入る」などの感想も続々と寄せられました。
「本当につぶやき程度の軽い漫画なので、こんなに読んでいただけると思わずびっくりしました。ロンシャンバッグ愛好家の方たちから『あれを持ったら他のは持てない』といった生の声を聞いて、ユーザビリティ(編集部注:使いやすさ)の高さを感じました。『働く女性のランドセル』という表現がネガティブな意味に受け取られなかったのは、ここにある感じがします」(いずいずさん)
コメント欄には他にも、ユーザーたちが知るロンシャンの豆知識なども並び、いずいずさんを驚かせました。
「バッグが生まれたルーツなど、思わぬところでロンシャンバッグの知識が集まったので、あらためてSNSって面白いなと実感しました。これからも日常の素朴な疑問や気付きを大事にしていきたいと思います」(いずいずさん)
ロンシャンのサイトによると、同バッグは1993年誕生。「折り紙をイメージしたライトウェイトのバッグ」だといい、コンパクトにたためるところも魅力の一つのようです。英王室ウィリアム皇太子の妻キャサリン妃も愛用者の一人。いくつかの色やサイズを所有しているようで、シーンにより使い分けている様子が写真に残っています。オリジナルトップハンドルバッグSサイズ19800円、ショルダーバッグMサイズ22000円、同Lサイズ24200円(いずれも税込み)など。
(まいどなニュース・金井 かおる)