地方移住経験者が答える「移住後の失敗や後悔」 2位は「仕事の求人が少なかった」、1位は?
コロナ禍で地方移住が注目され、各地でさまざまな取り組みがされています。株式会社KG情報(岡山市北区)が運営する賃貸情報メディア『こだて賃貸コラム』が、地方移住をしたことがある/地方移住に関心がある全国の20代以上の男女300人を対象に「地方移住」についての調査を実施したところ、地方へ移住した理由は「都市部での生活がストレスだったから」が最多となりました。また、地方移住後の失敗や後悔については、「交通手段が制限され不便だった」が最も多くなったそうです。
調査は2023年12月にインターネットで実施されました。
なお、本調査において、「実際に移住したことがある」人は24.7%、「移住に関心がある」人は75.3%でした。実際に地方移住を経験した74人の年代の内訳は、20代が12.2%、30代が37.8%、40代が35.1%、50代が13.5%となっています。また、世帯構成については、単身が24.3%、夫婦のみが16.2%、二世代が52.7%、三世代が6.8%でした。
一方、地方移住に関心のある226人の年代の内訳は、20代が14.6%、30代が33.2%、40代が32.3%、50代が14.6%となっています。世帯構成については、単身が30.5%、夫婦のみが21.2%、二世代が44.7%、三世代が2.7%でした。
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実際に移住をした74人に「移住形態」を聞いたところ、出身地に戻る「Uターン」(50.0%)と出身地を離れて移住する「Iターン」(43.2%)が多くを占めました。
一方、今後移住をしたいと考えている226人では、「Iターン」(61.5%)が6割を超えたほか、「Uターン」(32.3%)が約3割となりました。
次に、実際に地方へ移住した74人に「移住した理由」を複数回答で教えてもらったところ、「都市部での生活がストレスだったから」(34人)、「自然に囲まれた生活がしたかったから」(32人)、「生活コストが都市部よりも低いから」(30人)といった回答が上位に挙げられました。
また、「地方移住後の失敗や後悔」についても複数回答で答えてもらったところ、「交通手段が制限され、不便だった」(40人)が最多となったほか、「仕事の求人が少なかった」(30人)、「医療体制が十分ではなかった」(15人)などの回答も見られました。一方で、「失敗や後悔はない」(13人)という人も一定数いることが分かったそうです。
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【出典】
▽こだて賃貸コラム/【地方移住】自然を求める人が多数!移住の動機や不安や悩み、実際の後悔・失敗を300人にアンケート!
https://kodate.chintaistyle.jp/article/survey-2024-chihou-iju/