【漫画】お空にいる犬と猫のお正月 門松の意外な使い道に想像がふくらむ「めっちゃかわいいー」

 「松本ひで吉(@hidekiccan)」さんの漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』に登場する天真爛漫な「犬くん」と、クールな「猫さま」はともに13歳でお空に旅立ちましたが、現在もひきつづき漫画が更新されています。お空の世界で2頭身の犬くんと猫さまが変わらない仲良しぶりを見せるやり取りが人気です。松本さんに漫画についてお話を聞きました。

 2023年12月31日にポストされた1枚目の漫画は、雲の上で犬くんと猫さまがかっこいい門松を見つけたところからスタートします。門松を見て、猫さまは「もうそんな頃か」と感慨深そうに言いました。

 犬くんはというと、猫さまの背後で嬉しそうに門松に短冊をかけています。「願い事 ねこも書く?」と犬くんが聞くと、「違うぞ いろいろと」と猫さまは答えつつ何かに気がついたようです。

 そして漫画の続きは、年が明けてから発表されました。猫さまは、考え事をしながら足元の雲を何度も踏んでいます。やがて穴が空いたのでしょうか、雲の隙間から下を覗き込みました。

 なんと!門松の竹が雲の下にずーっとのびていて、地上につながっているようです。長い竹を確認した猫さまは、斜めに切られた門松の切り口に耳を当てます。そのまましばらく耳をすましていると、嬉しい音が聞こえたようで表情がふっと和らぐぎました。その様子を見ていた犬くんが「なに 聞こえたの」と聞くと、猫さまは「いいものだ」とだけ答えて終わります。

 この漫画に、猫さまが聞いたであろうこちらの世界の音を想像するコメントが溢れました。

「壮大なジャックと豆の木バリの門松だったっ!!️…何が聴こえたのかな…」

「ねこさま… 大好きな大好きなひで吉先生の声が聞こえたのかな。。。」

「海老や鯛を焼く美味しそうな音かな? お雑煮のお餅をすする音かも」

「新年から愛が溢れてる」

「にこにこな、幸せな声が聞こえたんじゃないかなぁ(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)」

「ひたすらに短冊をかけてる犬くんがかわいいのと 「いいもの」を聞いてるときの猫様の顔で泣きました…」

「めっちゃかわいいー」

「大好きな音が聞こえてるといいですね」

「聞こえてきたのは大好きな人達の日常の会話かな? 犬君にも聞かせてあげて!!️」

 松本さんにお話を聞きました。

──門松が地上まで続いているという発想がおもしろいです。以前の漫画で、猫さまが望遠鏡で「いいもの」を見ていたことがありますが、2匹が遠くから見守ってくれているというイメージなのですか?

 そんなイメージです。描いてみると遠いんだけど簡単に声が聞こえたりして…意外とすぐそばにいるような感じがしますね。

──なんとなく、わかります。猫さまが聞いた音を皆さん想像されていました。私は、ご家族の笑い声かな?と思ったのですが。

 うちでは赤ちゃんが生まれてからより一層犬くんねこさまのお話をすることが多くなりました。赤ちゃんと犬くんはとても良く似てるよねとか、猫さまがいたらウザがりながらも大切にしてくれたろうね、とか。そんなお話が聞こえてるかもしれませんよね。

──それは猫さまもやわらかな表情になりますね! もしも、犬くんと猫さまに門松の根元からメッセージが送れるとしたら、なんて伝えたいですか?

 ありがとねー。きみらものびのび過ごしてねって伝えたいです。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)

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