秘訣は使い始める前にあった!?…意外と知らない「バスタオル」を長持ちさせるコツ ハンズが解説
入浴後などに使用することが多い「バスタオル」ですが、毎日のように使って全身に触れるものだからこそ、こだわったアイテム選びと適した手入れ方法を実践して長く使いたいものです。ハンズの公式インスタグラムアカウント(handsinc.official)では、そんな時に役立つ情報として「バスタオル」を長持ちさせるコツや素材ごとの特徴などについて紹介しているので、ぜひ参考にしてみましょう。
■バスタオルを長持ちさせるコツとは…
まず使い始める前に「数回洗濯しておく」ことが大事なようです。糸くずの付着やプリント面の糊の凝固があっても事前の洗濯で取り除くことができ、使用後の「毛羽立ちの防止」や「吸水性の低下防止」につながるとのこと。洗濯時の柔軟剤はタオルがごわつきはじめてから使うのがベスト。また、乾燥機の高熱によってタオル生地が傷みやすくなってしまうため、「乾燥機は使わない」ようにした方が良いそうです。干す際は「風通しの良い場所」で干すようにしましょう。
■何を重視するかで選ぶ素材が変わってくる!?その特徴とは
▽速乾・吸水性重視の方には「マイクロファイバー」
ナイロン・ポリエステルなどを組み合わせた合成繊維のこと。繊維に細かな隙間があり、「吸水性」と「速乾性」が高いとされています。しっかりと全身を拭きたい、こまめに洗濯したいという方におすすめ。
▽扱いやすさ重視の方には「ポリエステル」
石油を原料としていて、摩擦や熱などに強くて濡れてもへたりにくい傾向にあります。「バスタオルを長持ちさせたい」と考える方におすすめだそう。また、比較的リーズナブルでお財布に優しいので、洗い替えがたくさん必要な場合にも向いています。
▽肌触りにこだわりたい方は「コットン・リネン」
天然の原料でつくられているため、柔らかな手触りで低刺激とのこと。肌に優しい使い心地で、「赤ちゃん」や「敏感肌」の方へ向けたタオルとしても多く採用されています。比較すると値段は高めな傾向にあります。
▽耐久性バツグンの「ナイロン」
衣類や傘にも使用されている素材で「耐摩耗性」や「耐薬品性」が高く、繰り返し洗濯しても生地が破れにくいので長持ちさせたい方に適しているそうです。しかし、他の素材よりは吸湿性が低いことから、手・顔などを拭く用にするのがおすすめとのこと。
また、素材だけでなく「織り方」でも風合いや肌触りが異なるようで、大きく分けて4つに分類されるそうです。「パイル」は一番ポピュラーな織り方で、長さによって毛の抜けにくさやふわふわ感を楽しめます。そのパイル織のループ部分をカットしたものが「シャーリング」です。その他、糸が抜けにくく吸水性・速乾性が高い「ワッフル」という織り方に加えて、ほつれやすいが手触りが柔らかくて吸水性と通気性が高い「無撚糸」があります。
投稿内ではハンズがおすすめするタオルブランドの紹介もしています。愛媛県今治市でつくられている「今治タオル」「七福タオル」や、岐阜県のタオルブランドであるエアーかおるが手掛けた人気シリーズの「ダディーボーイ」、泉州のタオルメーカーが手がける「泉州美人」の4つで、それぞれに特徴や魅力があるとのこと。
▽出典:ハンズ公式インスタグラム/バスタオルを長持ちさせるコツや素材ごとの特徴