災害が起こった際の避難所生活などで、どうしても必要になってくるのが「洗濯」です。水が貴重な状況でどのように洗うのが良いのでしょうか。防災などに関する役立つ情報を発信している警視庁災害対策課の公式Xアカウント（@MPD_bousai）は、「水が少ししかない場合の洗濯方法」について以下のように紹介しています。

▽水が少量しかない場合の洗濯方法

①二重にしたビニール袋の中に衣類と水、少量の洗剤を入れて外側から手で揉み洗いをする。

②ビニール袋の口を開けて、衣類を足で踏んで水を抜く。

③再度、水を入れて同じ動作を繰り返す。

※洗濯に使った水はトイレなどで再利用できるそうです。

この投稿には、「つけ置き洗いにもビニール袋は良さそう」「節約としても参考になる」という声も寄せられていました。水の使用が少量で済むことから、日常生活でも試してみたいという人が多かったようです。

同アカウントでは、「パーカーをウエストポーチのようにする方法」「ズボンとネクタイでリュックサックを作る方法」など、身近にあるもので試せる防災アイデアを多く投稿しています。能登半島地震を受けて、多くの方の関心が「防災」に向いている今、防災グッズの準備に加えて災害時にも役に立つライフハックを多く習得しておきたいものです。

▽出典：警視庁災害対策課　公式X／水が少ししかない場合の洗濯方法