生ハムを“焼いて”トーストに…お味は? 生シラス→シラスに、サーモン→鮭に、同じ体験談が続々

生ハム最大のアイデンティティが破壊された朝食-。そんな言葉とともに、SNS上に投稿された写真が話題になっている。その名も「生ハムトースト」。生ハムは「生」のまま食べるのが一般的だが、食パンの上に乗せて焼いて食べたのだという。薄く切ったローストビーフのような見た目。「生」じゃなくなった生ハムのお味は…。

■パンとの相性抜群!コクのあるハムに

投稿したのはX名・(お)さかなのすりみさん(@sago_okappa)。関西在住の学生で、漫画やイラストなどを投稿している。生ハムトーストは、朝食に食パンを食べようと思った時に、何となく思い付いた。冷蔵庫には、たまたま残っていた生ハム。「生ハムが乗ったトーストは美味しいだろうな」と思い、食パンの上に生ハムを乗せてトースターに入れたという。

「やたらコクのあるハムになりました。普通のハムよりは弾力や旨味がある感じで…。生ハムの水分がパンに移っていい感じにしっとりして、美味しかったです」。相性の良さに、パンー焼き生ハムーパンのサンドにもして食べたという。

Xに投稿すると、反響は続々。実際に生ハムを加熱調理している人も多く、チャーハンやピザ、パスタなどのレシピを紹介する人もいた。一方で、「生シラスがお茶漬けでただのシラスになった」「サーモン丼にお茶漬け用のお湯をかけたら、鮭になったのを思い出した」と、同様の体験をした人からの返信も。「誰しもが通る道だと思いました。全員に握手して周りたいです。特にネギトロを電子レンジに入れてツナにしてしまった人…」と(お)さかなのすりみさんは話す。

ちなみに、ハムやソーセージを製造する丸大食品のホームページによると、生ハムは「非加熱食肉製品」と呼ばれるという。長時間「塩漬」「乾燥」することで水々しさを保ち、豚肉本来の風味を味わうもの。「加熱すると水々しさが失われ塩辛さも増します」などと書かれている。

(まいどなニュース・山脇 未菜美)

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