「学費」「プレッシャー」「勉強量」…医学部に進んだ友人・知人が大変そうだったこととは
みなさんの家族や友人、知り合いなどで医学部へ進んだ人はいますか。全国の男女1194人に聞いたところ、約2割の人が「医学部へ進んだ人がいる」と回答しました。また、医学部に進んだ人が大変そうだったことについては、「試験がふつうの大学よりも頻繁にあった」「学費の為の貯金に苦労していた」といった声が寄せられたそうです。
株式会社NEXER(東京都豊島区)が運営する『日本トレンドリサーチ』が『太宰府アカデミー』と共同で、2023年12月~2024年1月の期間にインターネットで実施した調査です。
調査によると、全体の22.4%が、周り(家族や友人、知り合いなど)に「医学部へ進んだ人がいる」と回答。医学部に進んだ人が大変そうだったことについて、回答者からは以下のようなコメントが寄せられました。
▽単位取得、勉強量、他学部とのギャップ(30代男性)
▽学費の為の貯金に苦労していた(30代男性)
▽3人医学部に進んだが1人は一浪して合格したので勉強が大変だったと思う(40代女性)
▽実際に医師になれたが、激務に追われて体調管理が難しくなってしまったこと(60代女性)
▽成績が良くても、周りも成績が良い人が多いので合格するのが難しいところ(特に面接点)(50代男性)
▽試験がふつうの大学よりも頻繁にあり一定の点数をとらないといけないとのことで大変そうでした(40代男性)
また、周り(家族や友人、知り合いなど)に「医学部を目指していた人がいる」答えた人は21.5%でした。「医学部を目指していた人が大変そうだったこと」について、回答者からは以下のようなコメントが寄せられました。
▽やはり勉強が大変そうでした。(30代女性)
▽絶対に医者にならなければならないプレッシャー(30代女性)
▽合格を勝ち取るまで常に努力が必要なところ(40代男性)
▽何度も受験を繰り返して大変そうだった(40代男性)
▽医学部専門の塾で毎日大変そうだった。親も費用が高く大変だと言っていた(50代男性)
最後に、自身が「医学部への進学を考えたことはありますか」という質問では、「実際に医学部へ進んだ」が1.8%、「考えたことはある」が10.4%という結果になりました。
「実際に医学部へ進んだ」と答えた人からは、「開業医だった父の跡を継ぐため」(60代男性)といったような声が寄せられました。また、「考えたことはある」と答えた人からは、「憧れの職業だから」(40代女性)、「金持ちになれると思ったから」(50代女性)、「お世話になった医師が亡くなったことで、自分も医師になろうと考えた」(50代男性)といった声が寄せられました。
なお、「医学部に進んだ・目指していた」人からは、実際に大変だったことについて以下のようなコメントが集まりました。
▽私立は学費が高くて行けない。公立は成績がよくないといけない(40代女性)
▽入試合格に向けての勉強と、医師国家試験に合格するための勉強(60代男性)
▽塾に行かず独学だったので、勉強量が多く効率的でなかった(40代女性)
▽定期試験が立て続けにあるため常に進級への焦り、プレッシャーがある(20代女性)
▽勉強をいくらやっても追いつけない(40代男性)
▽センター試験のボーダー超える、平均的な学力が頑張っても足りなかった(50代女性)