迷い猫が神社に現れる→神社「よっしゃ保護したろ」→みんなを笑顔にする看板猫に 「福猫様」「もしかしたら先代猫が帰ってきた…?」
神社にいた猫をボランティアが保護したという話はよく耳にしますが、山形県の鶴岡公園の中にある荘内神社(@jinjahan0817)は、迷い猫を自ら迎えたそうです。
「10月から迷い猫で神社に来ていた猫さん。神社で正式に保護することとなりました。獣医さんによると2~3歳だそうです。名前は福丸(ふくまる)。(先代猫の)王子と一緒で白足袋を履いています。これからよろしくお願いします。」
とXに投稿。そこには、のんびりくつろいでいる福丸くんが写っていました。
投稿を見た人からは、
「福丸くん、神社のネコさんに決まってよかったね。おめでとう。神主さん、巫女さん、お詣りに訪れる皆さんの愛をいっぱいもらえますように。遠いので中々お詣りに行けないのですが、いつか福丸くん達に会いに行きたいと思います」
「亡くなった猫は毛皮を着替えて帰ってくるって言うからもしかしたら……?白足袋なのも王子だと気付けるようになのかもです」
「自分から来る猫様は福をもたらすと言われてますので きっと福猫様としてお勤めしていただけます」
などのコメントがたくさん寄せられ、「いいね」は3.8万件にもなりました。
荘内神社に話を聞きました。
ーー突然現れたのですか。
「昨年の10月から神社や鶴岡公園で見かけるようになりました。人懐っこかったので飼い猫だったのかなと思います」
ーー先代猫の王子ちゃんに似ているのでしょうか。
「王子はグレーの猫でしたが、手足が白く、福丸も同じ白足袋を履いています。はじめはためらいましたが、神職や巫女、参拝者の方にも懐いていたので、それも王子と似ているなと思い、ご縁を感じました」
ーーすんなり部屋に入ってくれましたか。
「家の中に入ることは驚いていましたが、抱っこさせてくれたので大丈夫でした」
ーー名前の由来は?
「王子はキリッとした顔でしたが、福丸は可愛らしい顔でした。そして、なにより丸々としているのです(笑)みんなに福を授けてほしいという想いを込めてつけました」
ーーお迎えして良かったと思われますか。
「まだまだ飼い始めですが、徐々に新しい生活に慣れてほしいと思います。福丸がかわいい声で鳴いてくれるので、みんな笑顔になっています。人も猫も共存して幸せになってほしいです。」
人懐っこい性格だという福丸くん。神社で飼ってもらえることになって良かったですね。
※記事を一部修正しました(1月26日午前9時24分)
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)