『ブギウギ』友近が看護師役で登場 ひとりで出産にのぞむスズ子を支える役どころ…「芸達者な演技」に注目
本日1月26日に放送された『ブギウギ』(NHK総合)第17週「ほんまに離れとうない」81話に、スズ子(趣里)が出産することになる産婦人科・村西医院の看護師・東(友近)が登場した。再び病状が悪化し、大阪の病院に入院した愛助(水上恒司)と離れ離れとなり、ひとり身重の体を抱えるスズ子の強力なサポーターとなっていく東の役どころと、演じる友近の魅力について、制作統括の福岡利武さんに聞いた。
■制作統括の「9年越しの願い」叶って朝ドラに再出演の友近
「友近さんは『あさが来た』(※編註 2015年。福岡さんはプロデューサーとして参加)のうめ役を演じていただいたときから、素敵な俳優さんだと思っておりました。友近さんの演じられる代表的なキャラクター、水谷千重子や西尾一男も僕は大好きで。いつかまたどこかでご一緒したいとかねがね思っていたのですが、お忙しい方なのでなかなかスケジュールが合わず。しかし今回やっとタイミングが合いまして、ご出演いただくことになりました」
■どんな局面でも「おかしみ」が大事。東のキャラクターの力に期待
病気の愛助と離れ離れになったスズ子にとって、初めての出産はさぞや不安なことだろう。東は、そんなスズ子をどっしりと支えてくれる存在となりそうだ。福岡さんは続ける。
「スズ子の出産は物語の大きな転換点でもあります。『ブギウギ』は、どんな局面でも『おかしみ』と言いましょうか、ユーモアがとても大事なドラマだと思っているので、東の温かくて、ほっこりするようなキャラクターの力を借りて、乗り越えることができれば、と願いました。
東は、医院長の村西(中川浩三)とともに、もともとスズ子のファンという設定。歌手・福来スズ子を全力で支えたいという、素直な気持ちが友近さんの演技に出ていると思います。友近さんが現場にいると雰囲気が明るく、そして面白くなるので、趣里さんもリラックスして演技に臨めたのではないかと。お2人のお芝居の相性も、とてもいいと感じます。芸達者な友近さんが細やかなお芝居をしてくださっていますので、楽しみにしていてください」
愛助の病状、スズ子の出産と、今後の展開がいろいろと心配だ。そんななか、東の「体と相談しながらやっていきましょう。私たちが全力で支えますから」との言葉、そして羽鳥(草彅剛)の妻で村西医院を紹介してくれた麻里(市川実和子)の「3人産んだ私が、全力でスズ子さんの面倒をみるわ」との言葉も心強い。周りの皆に支えてもらって、どうか無事に子どもを産んでほしい。
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『ブギウギ』
【出演】趣里 水上恒司/草彅剛 蒼井優 菊地凛子 生瀬勝久 小雪 水川あさみ 柳葉敏郎 ほか
【主題歌】「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里
【脚本】足立紳 櫻井剛
【音楽】服部隆之
【語り】高瀬耕造(NHK大阪放送局アナウンサー)
【放送時間】
▽NHK総合
毎週月曜~土曜 前8:00~8:15/(再)後0:45~1:00(※土曜は一週間を振り返り)
毎週日曜(再)前11:00~11:15
翌・月曜(再)前4:45~5:00(※日曜、翌・月曜は、土曜版の再放送)
▽NHK BS・NHK BSプレミアム4K
毎週月曜~金曜 前7:30~7:45
毎週土曜(再)前9:25~10:40(※月曜~金曜分を一挙放送)
(まいどなニュース特約・佐野 華英)